広島県T様の和たんすを制作する20

広島県T様からご注文頂きました和たんすの制作ですが、大引き出しの枠を固めていきます。ホテ板のホゾに接着剤を付けています。

完成した本体立側。裏板の木目が美しいです。

丸盆の底板が入る溝をノミできれいに取っていきます。

隅丸サンダーと言う機械で、丸盆の内側を丸く削っていきます。

丸盆の底板の幅を長さ切りで決めていきます。

晴れのち曇り。明日は雪の予報。お墓参りの予定ですが雪とは・・・。

「ゆっくりすれば」と、言っているのでしょうか。

  広島県T様の和たんすを制作する19

広島県T様からご注文頂きました和たんすの制作ですが、観音開きの中の小引出の枠を固めていきます。先板とホテ板のホゾを入れて打ち当てで叩いています。

直角定規を当てて、枠が直角になっているかを確認しています。

対角に枠を押しながら、ねじりを取っています。

先板に木釘を打って止めていきます。

大引き出しのカガミ板とホテ板の蟻組みを入れています。

会場近くの平安神宮の大鳥居。立派ですね。

週末は今年最初の京都での展示会でした。今回は、遠方からお出かけいただきましたお客様が多く、本当に有難い気持ちでいっぱいです。こに場をお借りして感謝申し上げます。ありがとうございました。昨日深夜に帰り、今日から仕事ですが、今週は明日、一日行くと一息つけるので助かりますね。

京都で展示会です。

今年初めての展示会は京都から。

今朝は午前3時に起床し、4時に工場を出発して10時に会場に到着。その後準備をして、正午から開催させていただきました。

京都は暖かく、週末も小春日和みたいです。

初日から、長野県、山口県と遠方よりお出かけ頂きました。本当に感謝です。

日曜日まで開催しております。関西地方のお客様、お出かけいただければ幸いです。

広島県T様の和たんすを制作する18

帯締め盆の枠にサンを入れました。

サンの両端を木殺しして、枠に入れる際にきっちりと付くようにしています。

サンの裏側に接着剤を付けていきます。

帯締め盆の底板を木釘を打って止めていきます。

底板をしっかりと付けるため、木釘を打った後に、シャコ万で挟んで固定します。

暖かな日でした。明日からは京都に入り、今年初めての展示会です。京都市内を始め、関西、中国地方の皆様、お出かけいただければ幸いです。宜しくお願い致します。

 広島県T様の和たんすを制作する16

広島県T様からご注文頂きました和たんすの制作ですが、引出しを本体に仕込んでいきます。手をかざして光を遮りながら、隙間のないようにきっちりと引出しを仕込んでいきます。

カガミ板を取り外すにもきっちりなので力がいります。

引出しのカガミ板を入る場所に当てています。

引出しのホテ板の厚みをケヒキで取っています。

蟻組みを取った引出しのカガミ板。

曇りのち晴れ。暖房のない部屋で仕事をしていると体が冷えますね。風邪ひきそうです。

 広島県T様の和たんすを制作する17

広島県T様からご注文頂きました和たんすの制作ですが、引出しの先板のホゾをケヒキで取っています。

昇降盤のカッターで溝を切ったホゾの部分

帯締め盆の中の仕切りに接着剤を付けています。

帯締め盆の枠を固めます。

帯締め盆のサンを少しくぼみをつけ、ペーパー(紙やすり)をかけて、滑らかにしていきます。

雨。意外と暖かな雨です。今週は暖かくなるみたいですが・・・。

広島と京都まで桐たんすのお届けでした。

先週末の金曜日~土曜日にかけて、広島と京都まで桐たんすのお届けに行って来ました。

出発は金曜日午前4時半。3時起床で、気合で出発でした。山陽道も慣れてきましたが、やはり広島は遠いですね。

そして一軒目は広島県海田町。別注の和たんすをお届けさせていただきました。

奥行を広げ、帯締め盆を配した和たんすです。

またお届けの際にはお着物でお出迎え頂きました。本当に素敵なお着物でした。

T様、ありがとうございました。

その日はダッシュで京都まで戻り、次の日のお届けに備えて宿泊でした。

そして土曜日。一軒目は修理させていただきました再生たんすのお届けでした。これは本当に珍しい「薬たんす」の修理のご依頼でした。何と、加茂市で制作された箪笥と言う事。とっても貴重な修理をありがとうございました!

そして最後は京田辺市へ。

別注の胴丸の整理たんすをお届けさせていただきました。

とても素敵なご自宅へのお届けでした。B様、ありがとうございました。

久しぶりの中国、関西地方への1泊2日でのお届け。なかなかハードな日程でのお届けでしたが、皆様に喜んでいただき、こちらも本当に良かったです。皆様、ありがとうございました!

 広島県T様の和たんすを制作する15

広島県T様からご注文頂きました和たんすの制作ですが、観音開きの中の小引出のカガミ板(前板)を仕込んでいく前に、擦り台でカガミ板の上口をカンナで削っていきます。

丸盆の内側に桐を貼り、交互に重ねていきます。

小引き出しのカガミ板を仕込んでいきます。

隙間がないようにピッタリと仕込むため、手を当てて、光を遮りながら隙間がないように仕込んでいきます。

小引き出しの大のカガミ板を縦に入れながら、深さを見ています。

やっと晴れ間がのぞきましたが、週末は再び雪みたいです・・・。

広島県T様の和たんすを制作する14

広島県T様からご注文頂きました和たんすの制作ですが、帯締め盆のカガミ板にサンの間隔をシラガキで印を付けて行きます。

帯締め盆のカガミ板と先板に、サンが入る溝を溝堀カッターで掘っていきます。

間隔が美しいです。

丸盆の枠の外側を留めに切っています。

枠を固めた丸盆。これから角を胴付きノコで切っていきます。

雨のち曇り。三寒四温で寒暖差が激しいです。

広島県T様の和たんすを制作する13

広島県T様からご注文頂きました和たんすの制作ですが、帯締め盆(帯締めを入れる専用の盆)の高さを

カンナで調整しています。

帯締め盆を、本体に入る場所に合わせています。

帯締め盆が入る場所にサンを敷き、つっかえ棒でサンを固定しています。

帯締め盆の枠を固める前に、どの位の間隔になるのかを計算しています。

帯締め盆が入る真ん中のサンを、つっかえ棒で固定ます。なかなかユニークな方法です。

曇り。昨日の雪もすっかり消え、過ごしやすい一日でした。