2022年 2月 の投稿一覧

新潟県I様の整理たんすを制作する2

新潟市I様から御注文頂きました整理たんすの制作ですが、棚板の厚みをケヒキで取っています。

立側と立側を合わせて、長さを見ています。

地板の幅を見ています。

地板の立側に入る部分をケヒキで取っていきます。

立側の裏側に棚板が入る溝を溝堀カッターで掘り、ノミできれいに取っていきます。

加茂市周辺の雪は少ないですが、山沿いではかなりの雪の量みたいです。我が家でも、次男の友人が

電車が止まっているため家に帰れず、泊っている日々が続いています。

桐たんすのお届けでした。

新潟市まで桐たんすのお届けに行って来ました。

背の低い小袖の整理たんすですが、引出しの取手金具がなく、引出しの下に掘り込みを設け

そこを引いて出し入れするシンプルなたんすです。

最近はこのようなサイズや、シンプルな形が好まれていますね。

K様、ありがとうございました。

桐たんすのお届けでした。

新潟市まで桐たんすのお届けに行ってきました。

引出しの前面に「板目」を用いて、焼き仕上げで仕上げました。

立側、側板共に無垢板の小袖たんすです。

引出しの金具は、桐の蔵オリジナルの鉄・手打ち金具のロング。

片手で引けるのでとっても便利です。

H様、ありがとうございました。

新潟県I様の整理たんすを制作する

今日からは、新潟市I様から御注文頂きました整理たんすの制作をお伝えします。

I様からは以前、桐たんすの修理のご依頼を頂いており、その後、お嬢様が結婚することになったという事で

整理たんすのご注文を頂きました。I様、ありがとうございます。

まずは図面を渡して、この図面1枚で整理たんすを制作していきます。

木取り(部材)を出して、長さ切りでそれぞれの木取りを、各々の長さ、幅に切っていきます。

その後、各部材をカンナで仕上げていきます。棚板を定規を当てながら平らになっているかを確認しながら

カンナで仕上げていきます。

棚板をカンナで仕上げます。

立側の前面にケヒキを入れていきます。

今日は時折激しく雪が降り、夕方には積もっていました。まだまだ、この辺は少ないですが・・・。

静岡県N様の和たんすを制作する11

静岡県N様から御注文頂きました和たんすの制作ですが、観音開きの中にある小引き出しを

本体に入れていきます。

小引き出しのホテ板をカンナで削りながら、本体に入れては確認し、出し手はカンナで削って調整する。

それを何度も繰り返していきます。

大引き出しのホテ板をカンナで削りながら本体に入れていきます。

大引き出しも、カンナで削って調整しながら本体に入れていきます。

カンナ削っては本体に入れ確認し、また出しては削って調整する。この作業を何度も繰り返して

引出しを入れれば、他の引出が「すーーーっと出る」密閉度の高い引出しが完成します。

引出しが完成したら、観音開きに移り観音開きの扉をカンナで仕上げて完成となります。

この後は、塗装、金具付け、調整、検品、梱包してお届けとなります。

今日から2月。束の間の晴れ間が覗きました。確実に春に向かっています。