こんな雰囲気が好きです。

    晴れ。  これからは、春が待ち遠しいみたい・・・。

工場がお休みの今日、私は、自宅にこもって、次の
リニューアルする作品の制作に必死だった。

そんな中、職人・横山松雄が、自宅で使う箱を作りたいとの事で
工場を開けた。
だから、弟が付き合い、二人で朝から工場での作業が
行われていた。

私も午前中で何とか目途がついたので、昼食後、
工場に行ったら、「今、出前を取った」とのこと。
しばらくすると、ラーメン屋さんが出前を持ってきてくれた。

以前は、こんな事が少なからずあった。
それも、職人・横山さんが多かった気がするが、
休日の工場で、職人さんと一緒に御昼ご飯のラーメンをすする。

私、こんな砕けた雰囲気が大好きです。
桐の蔵の工房は、職人さん同士の仲が良く、
本当にいい雰囲気だ。

小さな、小さな工房なので、小回りも利くし、
職人さんと、我々の意思の疎通も、すぐに出来る。
それが、この工房の強みなのかもしれない。

とかく、人間関係がギクシャクする今の時代だが、
桐の蔵の工房は、本当に、人に恵まれれている。

ホント、これだけは感謝している。
いい作品が、生まれる最低限の土台は、この「人間関係」が
関係していると思う。

安心して、最高の作品が生まれやすい雰囲気作りが、
自然に出来ているのだろう。

休日の今日。
久しぶりに、こんな事を感じました。

最高の作品は、最高の職人と、最高の職場環境から
生まれるものです。

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