2006年9月8日 読売新聞取材

桐の蔵
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2006年9月8日 読売新聞取材

2006年9月8日 読売新聞取材

洋風桐たんす人気 生産全国一の加茂

桐たんす生産全国一の加茂市一帯で、洋風デザインを取り入れた新しいタイプのタンスを作る動きが出始めている。 和室を持つ家が減っていることから、洋間にも合うようにしたもので、若い世代を中心に、注文から納品まで1~2カ月待ちという人気ぶりだ。

加茂氏の隣、田神町に工房を持つ「桐の蔵」が「桐チェスト」シリーズの開発を始めたのは2001年。百貨店に卸すばかりの従来のやり方では限界があると、その2年前に工房内の一角を40平方メートルのシュールームに変え、直販に取り組むようになったのがきっかけだった。

「お客さんと直接話すと、桐たんすは欲しいけど値段が高くて置き場所もないという声が圧倒的だった」と桑原隆社長。

伝統的な桐たんすは高さ170センチ、幅110センチで50万~100万円。これを注文に応じて高さ90~100センチ程度とし、値段も20万~60万円ほどに抑えることで、需要を掘り起こせると判断した。

デザインは、洋間にも和室にも違和感なく溶け込むよう「シンプル」を基本とした。「古くさい」という意見が多かった取っ手は、三条市の鍛冶屋に特注した直線的な手打ち金具に変更した。

塗料も、砥石粉末を水で溶いた「との粉」から、亜麻から採れる「亜麻仁油」に切り替えた。桐の呼吸を妨げず、湿気から衣類を守る点では同じだが、油分が水をはじき、汚れにくい。

女性誌に取り上げられた事もあり、今では同社の売上の四割を占めるまでになった。今月2~3日は新潟市の新潟テルサで展示会も開いた。

古くから良質の桐材の産地として知られた加茂市周辺でタンス作りがはじまったのは、江戸時代末期。明治時代には名産地として広く知られるようになった。

現在も年間30億円を売り上げ、全国市場の7割を占める最大の産地だ。

しかし、和室の減少はたんすの需要にもつながった。加茂市とその周辺のメーカーで作る「加茂箪笥協同組合」にはかつて200社以上が加盟したが、今は32社に減った。

こうした現状を打開しようと、桐の蔵以外にも、シタンやチークなど異素材を組み合わせたり、生地板と黒板を巧みに配色したりと、モダンに取り組むメーカーが出てきた。

昨年は初めて、上海の見本市に参加。今年もドイツ・フランクフルトに出展した。桑原社長は「アメリカなどでは中国の古美術品を日本のものと思っている人も多い。日本の伝統技術を知らしめたい」と夢を膨らませている。

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