2008年 5月 の投稿一覧

大阪府 吉井様

桐たんす 修理 再生 リフォーム

昔はどこの家にもあった、引き出しのみの小袖たんす。
今回は、お客様のご希望で、洋風な当社の桐チェスト風に再生させていただきました。
ポイントとなる引き出しの取っ手は、当社の桐チェストでも人気の高い「キリモニ」の
木の取っ手を付けさせていただきました。
また各、引き出しの中には、一つ、仕切りを製作させていただきました。
とても昔の桐たんすには見えません。
ありがとうございました。

神奈川県 小口様

桐たんす　修理・再生・リフォーム

天然オイルで仕上げをした桐たんすの修理例になります。
通常はチェスト風に再生した場合にオイル塗装をしてチェスト風にするのですが、
今回はお客様からのご希望で、桐たんすを修理後、オイル塗装をいたしました。
本体は、しっかりと修理後にカーキ色のオイルを塗装。
引き出しは、全面に新しい桐（柾）を貼り付け、透明のオイルを塗装いたしました。
また金具はお客様のご要望で、今まで付いていた金具を再利用いたしました。
オイル塗装は、通常の「砥の粉」塗装とは違って、ちゃんと修理しないと木目がしっかりと
見えてしまいますので、悪質な業者には不可能です。
今回の桐たんすは、特に状態が最悪で、全体に虫食いが激しく、修理は本当に大変でした。
しかし、こんなに綺麗に生まれ変わりました。
ありがとうございました。

桐たんす　修理　オイル仕上げ

桐たんす　チェスト・リフォーム

桐チェスト　取っ手アップ

桐たんす　修理　再生　リフォーム　とのこ仕上げ

桐たんす　再生　引き手アップ

新潟県　小嶋様

桐たんす修理　再生リフォーム 2棹

今回のお客様は中越沖地震にて被災されたお客様からのご依頼です。
家は倒壊してしまいましたが、この桐たんす2棹だけは、なんとか蘇らせたいとの事にて
再生されました。
最初の桐たんすは、よくある2つ重ねの小袖たんすです。
今回は私のお任せと言う事で、思いっきり洋風に修理させていただきました。
本体の色は写真では黒に見えますが、実際はこげ茶色で、とても落ち着きのある色に
なります。（天然オイル）。
また天板はお客様からの指定により、パイン材の修正材を組み合わせています。
これにより、上に重いテレビなどを置いても、歪みなく使えます。
おしゃれなデザインの取っ手もこのチェストにあっていると思います。
もう1棹は、通常の桐たんすと同じ砥の粉仕上げで修理させていただきました。
印象的だったのが、この修理された桐たんすを見た客様が、
いままでにないくらい感動され
「すごい。すごい。」
と何十回も言っていただいたことです。
本当にありがとうございました。