2004年9月9日 朝日新聞新潟版取材

桐の蔵
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2004年9月9日 朝日新聞新潟版取材

2004年9月9日 朝日新聞新潟版取材

桐チェスト、人気上昇

桐たんすメーカー「桐の蔵」が開発した桐チェストが、伝統家具の桐たんす業界に新風を吹き込んでいる。同社では売上の5割を占めるまでに成長。5日まで新潟テルサで開かれた作品展では、斬新なデザインや柔らかな手触りが入場者の好評を得ていた。

「チェスト」は腰掛けられる高さの家具という意味。桐の蔵の桑原隆社長が、桐たんす業界の不振を打開しようと数年前に開発した。

加茂桐箪笥協同組合によると、ピークの82年に約56億合った産地の出荷額は、01年には約20億円にまで落ち込んだ。桐の蔵もピーク時の3分の2まで売り上げが落ちた。

工房の横のショールームで顧客の声に耳を傾けると、桐たんすには、「大きい」「高い」「和室にしか合わない」と不満が多かった。「低く狭い日本の住宅事情にあった家具を、本物の素材を使い本物の技術で作る」を目標に、職人の弟進さんとともにチェストを考案した。

標準的な大きさは幅90センチ、高さ60センチほど。従来のたんすは100万円以上したが、チェストは26万円からと求めやすい価格とした。

努力が実り、全国の百貨店や家具問屋から引き合いがあるが、「客の顔を見ながら商品を作りたい」と直販にこだわる。桑原さん。「桐の家具の魅力をこれからも広めたい」と話している。

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