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会社での出来事 アーカイブ

2004年06月01日

「甘いものが欲しい」

最近は、休日は展示会などが入り、休みがとれない。久しぶりの日曜日だなと思うと、長男いさみのサッカーの試合観戦で、尚疲れる。そうなると体が、甘いものを欲しがる。もともと、嫌いじゃない。好きなほう。よく、職人さんはお酒が好きで、甘いものは苦手と思われているらしい。私は、お酒も好きだし、甘いものも好き。結局、何でも良かったりする。さすがに、工房に甘いものはないが、家に帰ると子供のお菓子なんかを、つまみ食いしてしまう。食べてから、つい「あ~、疲れてるな」と一言。お酒は毎晩飲むけど、甘いものは疲れているときだけ。でも、疲れているときの甘いものは体にはいいらしい。何でもそうだが、適度は体にはいいのだ。どちらかというと和菓子がいい。それも、アンコ。小さいころころ、よくおじいちゃんと一緒にお饅頭を買い行ったのが思い出される。おじいちゃんは職人だったが、お酒がダメで、甘いものが大好きだった。そして父は、お酒大好きで、甘いものは苦手。
私は、両方のいいところを取ったみたいだ。

2004年06月02日

「初めての自転車」

長女の未帆ちゃんは4月から小学校1年生。いつも学校は楽しい!って話してくれる。桑原家唯一、運動神経が良く、かけっこは男の子より早い。最近は、友達が自転車に乗って家に遊びにやってくる。同級生の女の子は、もう補助なしの自転車に乗れるのだ。私が補助なしの自転車に乗れたのは、確か、2~3年生の頃だったと思う。今の子は、何をするにも早い。お兄ちゃんのいさみが補助なしを乗れたのが、保育園の年長だったから、未帆ちゃんは遅いほう。この前の日曜日、ほんの数時間、時間ができたので、自転車練習するか?と聞いたら、「うん」って答える。グランドに向かい、早速、特訓開始。ペダルこげ!、体はまっすぐ!とけっこうキツイ。でも、未帆は、挫けない。子供達の中で一番根性あるのが、この子。結局、一時間で少し乗れるようになった。昨日、妻からSOSの電話をもらい早めに帰宅。そしたら未帆が、自転車乗ろう、とやって来る。30分だけ付き合う。もう、乗れた。子供は上達が早い。あとは、道路で車に気をつけて乗ってちょうだい。

2004年06月03日

「こけ玉とミニ盆栽」

私たちの桐チェストシリーズは、桐タンスとして使ってくれるお客様とインテリアの一つとして使ってくれる方がいます。当然ながら、私達もそこのところは意識して製作しているし、見せ方、展示の仕方も、出来るだけ考え、今の生活の中で、どんなスタンスで使っていけるかを、展示で表す工夫は絶えず、やっているつもり。その一つとして使うのが、小さなグリーン。こけ玉とミニ盆栽。
結構、知っているし、持っていると思う。でも、以外と育て方というか、管理が大変。小さいから、水も頻繁にあげるし、お日様にも当ててやらないと。もともと、めんどくさがりだから、今までに何度もダメにしてきた。でも、今回のこけ玉は、元気に育っている。あまり大きくなるので、弟が、毎日、日に当てるな。とうるさい。こけ玉の大きさを超えてると言う。もう一つは、私の奥さんのお父さんからもらった、ミニ盆栽の松。これがかっこいいのだ。チェストの上に置くと、絶妙のインテリア。この感覚は、桐の蔵の作品ならではだと思う。でも、大事なものだから、絶対ダメにできない。
神経を使って、毎日、水とお日様に当てる。工房の玄関前には、花や桐の木が植えてある。植物は生きている。夏なんか、水をやると、本当に飲んでいるようだ。毎日、水をやっていると、植物の生長が手にとるようにわかる。
大げさだけど、会話しているよう。職人仕事だけでなく、こうした細かいインテリアの小物にも、気を配る。これも大事なことの一つだと思う。

2004年06月04日

「掃除と職人」

腕のいい職人、できる職人は、自分の仕事場はいつもきれい。これは、職人の世界では良く言われることだが、だらしなくしていると、きちんとした仕事なんて出来ないし、ミスも多くなる。散らかっていると落ち着かない。私も修行時代、よく言われてきた。一つの段取りが終わったら、身の回りを掃除すれ。と・・・。でも、これは確か。桐タンスつくりは、カンナで削ったカンナ屑や、木の屑がたくさん出るそれをそのままにしていると、たんすにキズが付いたり、板にキズが付いたりする。そうすると、直すのに時間もかかるし、だいいち良い作品が出来ない。私自身が、以外と神経質なので、そのへんはうるさい。だらしないのは、見ていてもイヤだ。職人の仕事場は、きれいにしてこそ、よい作品が出来ると思う。今日は、午後3時から、工房のある工業団地のドブ掃除だった。工房は、工業団地内の角地にあるため、ドブの面積が長い。そして、ドブには1年分の土砂やゴミが溜まっている。
それをスコップで救い上げる。重い・・・
同じ掃除なのだが、勝手が違う。でも、きれいにする気持ちは、変わらない。

2004年06月05日

「名古屋へのお届け」

朝、4時半に目覚ましを掛けたが、その前に妻が起こしてくれた。名古屋まで桐たんすと桐チェストを届けに、5時出発だ。今は夜明けが早いから、4時半でも明るかったが、さすがに新聞はまだ、来ていなかった。朝の風は気持ちがいい。
高速に乗るまでの道沿いの田んぼには、もうすでに農家の方が作業をしていた。頭が下がる。ほとんど、休憩も取らず、ガソリンを入れるだけの運転で約5時間。
4月の展示会以来の、名古屋に着いた。快晴で、暑い。気温は、27度。初夏のよう。最初は、鈴木さん。特注の洋服たんすだ。桐タンス自体が大きいので、2階に上がるか心配。でも、前もって、お嬢さんがサイズを測ってくれたので、以外と、すんなり上がった。鈴木さん、ありがとう。もう一軒あるので、お茶もゆっくり飲まずに、失礼させていただいた。でも、都会の道は分からない。今、はやりのナビゲーションなどトラックには付いていない。地図だけが頼り。次の宮口さんのお宅は、ありがたいことに鈴木さんの近く。前もって、地図を送っていただいたので、すぐに分かった。ありがたい。少し、予定時間よりも早かったため、旦那さんは留守だったが、奥さんと、お子さんが立ち会ってくれた。据え付けて、引出しの調子を見て終了。宮口さん、ありがとうございました。何とか、2軒とも無事、終わった。今、夕方6時半に工房に着いた。事故もなく、何事もなく、到着しました。お世話になった鈴木さん、宮口さん、ありがとうございました。

2004年06月07日

「梅雨に入る」

今日、新潟は一日いい天気。ニュースの予報では梅雨に入ったといっていたが?だった。やっと、夕方になって雨が・・・やはり予報は当たっていた。梅雨入りだ。
梅雨に入ると、湿度が高くなる。湿度が高いと、桐が空気中の湿気を吸い、少し増える。増えると表現するが、引き出しがきつくなったり、扉はきつくなったりする。これは、たんすになっても桐が生きている証。本物の桐タンスは、こうなるのです。
これが、湿気が少なくなってくると引出しも、楽になる。全ては、湿気が原因なのです。総桐意外のたんすは、桐でないので、桐が湿気を吸わないで、衣類が吸ってしまい、衣類にカビが生える。でも、桐は桐自体が湿気を吸ってくれるので、衣類を守ってくれる。特に、高温多湿の日本の気候には、桐タンスが重宝されると言うのは、こんなことも一つの特徴なのです。福島の高橋さんは言っていました。
普通のたんすに入れていたら、カビが生えてしまったでも、桐タンスは全然、大丈夫だったっと・・・
特にこれからの季節は、総桐のありがたさがわかる季節です。

2004年06月08日

「トラック」

桐タンス屋さんのトラックは、どこもけっこう立派。荷台がアルミで出来ている箱が乗っている。よく運送会社さんで使っているものと同じ。運ぶものが高価なものだけに、トラックの荷台も雨漏りなどのないように、しっかりしたものを選ぶ。桐の蔵のトラックは2トン。小さい。でも雪国なので、4WD。私が、工房に入ったばかりの頃、荷台がアルミの箱ではなく、ホロの布の荷台のトラックで雪道を滑って、土手から桐タンスを積んだまま、落ちたこともあったそれ以来、トラックも4WD.。
このトラックに乗って、展示会に行くし、配達もする。今日も、富山と福井まで日帰りで行ってきた。最近は、展示会、配達の連続で、何だかいつもトラックの中にいる気がする。それも、弟と2人で。運転に集中しなければならないので、ボーっとしてられない。FMを聞きながら、目的地まで急ぐ。食事もほとんど高速のパーキング。
私はうどん。弟はカレー。当たり外れのないメニュー。トラックの走行距離は、まだ、160.000Km。まだ、まだいける。メンテナンスはしっかりしないと、機械だから長持ちしない。桐タンスと同様、愛情を持って、かわいがっていこう。

2004年06月10日

「アマゾンでの買い物」

数年前から本はアマゾンでしか買わなくなった。
誌は、本屋さんで買うが、それ以外はアマゾン。私の住む町は、田舎なので本屋さんに行っても、探している本がない。その点、アマゾンは便利。毎月、3~4冊くらい買う。妻が怒る。そんな本ばかり買ってどうすんの。弟が言う。ブックオフ始めるんか。そんなに多くないと思うのだが、机の上と下は本が積んである。母にも言われる。邪魔。整理しろと。そんなこんなで、一月ほど買わない時期があった。でも、やっぱり耐えられず、買ってしまった。昔は、本なんか読まなかったのに。ここ数年、本を読むようになった。長男のいさみは、本好き。いつも、読んでいる。本、読むといいよ。と言う。でも、お金、かかるけどね。

2004年06月15日

「3軒へお届」

日は一日中ずっと、桐タンスのお届だった。まずは、隣町の建石さん。
お子さんが生まれて、その子のために、一生使えるいいものが欲しかった、と桐チェストを選んでくれたのです。4月22日に生まれたばかりの「ひなた」ちゃん。とてもかわいい。大切にチェストを使ってくださいね。午後からは、桐タンスにカビが付いているとの事で溝口さんへ。蔵に入れたら、ある日、カビが桐タンス一面に付いていたと・・・湿気の問題だと思いますが。でも、着物は無事。総桐以外のたんすだったら、着物にカビが付いていたはず。桐タンスが守ってくれたのです。最後は、中山さん。新築したばかりの中山さんのお宅は、平屋建て。すごい豪華。いいもの使っているって感じの、日本家屋。旦那さんが、奥さんに桐タンスを買ってあげたのです。とても良い旦那さんです。一日、3軒は初めて。でも、天気もいいし、気持ちも良い、一日でした。

2004年06月16日

「歩いて通勤」

朝、車で工房に来るときに「えっ、と思った」リュックを背負って歩いているいるのは、確かに職人の横山さんだ。どうしたんだろう。横山さんの家は、工房から車でも、10分もかからないところ。まさか、そこから歩いて・・・。いつもより少し遅く、横山さんは疲れたーとやってきました。やはり、歩いてきたのでした。原因は、今月22日にある健康診断。横山さんは、体重オーバー。
いつも、この時期の健康診断の前になると、お酒を止め、運動をする。急にやっても無駄なのに。なにせ、お酒が大好き。良く食べるし。でも、異常に明るいキャラクターは、なぜか憎めない。仕事する前に疲れるから、と言っても、大丈夫と。
確かに大丈夫そうなところがすごいが・・・片道、40分かかったという、徒歩での通勤。年も、年だし、体だけは大事にしないと。

2004年06月17日

「職人の昼休み」

昼食後、1時までは昼休み。昼休みの過ごし方はみんな様々。親方は食事をしたらすぐに、昼寝。1時までぐっすりと寝る。横山さんは、いつも何か作っている。桐のは材で、いろんなものを作って、みんなに色々言われる。時には、邪魔だ、と言われ、捨てられるものも。一番若い、今井君と、弟の最近の昼休みの過ごし方は、ラジコン。私も、小さい頃憧れた、タミヤのラジコンだ。これが、結構早くて、難しい。工房の前の道路は結構、通りがあるので、隣の会社の広い駐車場を借りて、やっていた。でも、2人とも30歳前後である。まあ、こういうものに年は関係ない。大人の方が、はまるものだ。私は、普通に本を読む。昼休みの読書は結構好き。
先回も書いたが、あんまり買いすぎると怒られる。でも、私達の工房は比較的若いので、テレビを見てなんていう人は、あんまりいない。段段と、年をとってくると、やっぱり昼寝に勝る過ごし方は、ないかもしれない。

2004年06月18日

「夏・・・」

梅雨に入ったと言うのに雨が降らない。干したばかりの桐板は、雨が降らないので渋が抜けない。これでは困ってしまう。工房の2階は暑さと湿気で不快指数が高い。少し、カンナをかけただけで、汗が吹く出てくる。職人さんは、帰る頃にはぐったり。そのくらい、ハードな仕事なのだ。今、弟が作っているたんすは、一本立ちと呼ぶ、重なっていない、一本のままの 観音開きの大きなたんす。休憩時間になると、あつー、ふぅー、疲れるー。確かに、大きくて、取り回しが利かない上に、カンナをかけるときは、長いたんすを上から下まで、一気にかけなければならない。神経と気と体力をとっても使う。帰りにぽつっと一言。疲れたから早く帰ろう。買えって、シャワー浴びて、ビール飲もっと・・・その気持ちはとってもわかる。お疲れ様。

2004年06月19日

「チェストをお届けに」

今日は、同じ町の茂野さんへ桐チェストを届ける。三条市の展示会に奥さんと来ていただき、ご検討いただいた。その時に決めたのではないが、奥さんがどうしてもブラウニーのデザインが気に入って、その後、お求めいただいたのだ。結婚して1年。今までは、隣町のアパートに住んでいたが、旦那さんの実家に入ると言う。チェストをお持ちしたとき、旦那さんと奥さんは留守。お母さんが、対応してくれた。お部屋にチェストを置いて、お母さんからお茶をいただいた。世間話しが楽しい。気さくなお母さん。結構、この辺の方は、みんな気さく。昔からの、親しみのある感じが懐かしい。今でこそ、近所づきあいは、気を使う感じになったが、昔はみんなこんな感じだったな、と思った。前は田んぼで、後ろは山。私にとっては、最高のシチュエーション。こんな所に憧れる。私達の桐チェストと共に、新たな生活が始る。そのお供に選んでいただいて、嬉しい。茂野さん、ありがとうございました。

2004年06月21日

「36℃」

台風が近づいているという事で、新潟はフェーン現象。風が強く、温度が上がって、湿度も高い。工房の中は、36℃。体温と一緒だ。湿度もかなりあるので、汗でべとべと。こんな日は、作業がしにくい。汗が桐に付くと、染みになるし、作業もはかどらない。でも、これからはこんな日が毎日続く。昔は冷房のある工場もあったらしいが、桐のくずや、ゴミでフィルターがすぐにダメになってしまう。桐の蔵は、大形の扇風機で強風を送る。あまり強いと、かんな屑が舞って散らかってしまう。でも、36℃の中でカンナをかけると本当にすごい。これを数十分も続けると、体力がなくなってくる。私が小さい頃の職人さんは、塩を舐めながら仕事をしていた記憶がある。それくらい、体力を使う仕事だ。今日も、弟は仕事を終え、すぐに帰ってビールといっていた。これから、新潟は風が強くなりそう。外に、干してある板は大丈夫か。飛んでいかないか、心配。久しぶりの雨は、桐板にとっては、渋を流してくれる、恵の雨になりそうだ。

2004年06月22日

「仙台まで」

今日は桐タンスをお届けに仙台まで日帰り。片道3時間ちょっと。近いものだ。でも、高速道路は台風が過ぎた影響で、すごい風。ハンドルをしっかり握っていないと、吹き飛ばされそう。仙台に着くと、暑い。30度以上はあった。ラジオでは、仙台は6月に30度を超えたのは珍しいと言っていた。東北だもんな。6月に30度はないね。
帰ってきたら、新潟の方が涼しかった。でも、今、一番日が長いね。7時に帰ってきたけど、まだ明るい。何だか、帰るのが申し訳ないくらい。
こんなこと思ってるから、いつまでたっても家に帰らない癖がついてしまう。仕事をさっと切り上げて、家に帰ろう。子供が待っているし。

2004年06月23日

「古いたんすに価値はあるのか」

再生したいお客様からよくこの質問を受けます。ご自身がお嫁に持ってきたもの、または母親のもの、いずれにせよ、数十年経った桐たんすを直そうと考えたときに、「このたんすって、直す価値があるのですか」と聞かれるのです。昔作られたたんすは、材料のない時代が長く、全てに桐を使った、総桐たんすは、高値の花でした。桐に比べ、安い杉材を、引出しの底や裏に使った、三方桐という桐タンスが多く作られていました。多くのお客様はそんな桐たんすを、直す価値があるのかと思っていますしかし、私は思うのです。数十年、家族同様に暮してきた桐たんす。思い出もたくさんあるはずです。そんな桐たんすを、価値がある、ないで決めてしまうのではなく、再生したいか、お金をかけてまでしなくていいか。だと思うのです。今日のお問い合わせの電話もそうでした。一本、一本のたんすには、思い出と物語があるはずです。価値がないわけがないのです。再生すれば、新品のようにきれいになります。しかし、それだけのお金がかかることも事実です。全て再生したほうがいいなんて、無責任なことは言いません。予算が厳しかったら、そのまま使ってもらうだけでいいと思うのです捨てたり、燃やしたりしないで欲しい。私は、そう思うのです。古い桐たんすには、思い出が詰まっているのですから。

2004年06月29日

「原材料は国内産

先週末は山形市での展示会。天気も良く、お客様にもたくさん来ていただいた。
山形は好きだ。なんだか、いい。初めて、佐藤錦(さくらんぼ)も見た。¥8000だった。帰ってきて、忙しさにかまけてやっと、日記を書いている。今日は、4回目の板干し。今年は、桐の丸太をたくさん買った。それも、新潟県内産だ。やはり材料(桐)が多くあると安心する。これがないと、不安でならない。当然、毎年仕入れるのだが、その年によって使う量が違うので、減り具合も違ってくる。材料の在庫を常にチェックしないと大変なことになる。父親の代の同業者達は、桐の丸太をこぞって買った。でも、私達は小さな会社なので、そこまで買える資金力がなかった。
今でも、まとめてドン、とは買えないので、少しずつ買う。今回、買った桐はいい。この桐が使われるのは数年後だ。

2004年06月30日

「180.000km」

今、乗っている車の走行距離が18万キロを超えた。この車はトヨタのライトエース。ワゴン型の貨物車だ。父親が乗っていたのをもらったのだから、もう6・7年になる。まだまだ走るけれど、燃費が最悪。新潟市まで片道約40キロ。行って帰ってくると、軽油の四分の一がなくなってしまう。リッター5キロ位かも知れない。でも、私は車にあまり興味がないのでこれで十分。新車が欲しい。なんてあまり思わない。今日も、高速道路を走って帰ってきたが、スピードも十分出る。トラックは別だけど、あまり18万キロ走っている車は見かけない。でも、さすがに20万キロに近くなると不安は隠せないが・・・

2004年07月01日

「3本目の再生」

以前、2本の古いたんすを再生させていただいたお客様からお電話をいただいた。「蔵に入れてあった桐たんすがカビだらけで、再生して欲しい」少し離れている町だが、急いでいるとのことで、夕方、行ってみた。確かに、カビだらけ。原因は、湿気のようだ。でも、着物には移っていない。さすが、桐タンス。きれいになることを伝え、お預かりしてくる。3本目の桐タンス。これは、奥さんがお嫁に来る時に持ってきたものだ。蔵に入れたあっただけあって、それ以外は、あまり傷んでいない。金具も渋いものが付いてあった。結構、いい物だ。昔の桐タンスのいいものは、本当にいい仕事がしてある。それは、細かいところを見ればすぐに判る。やはり、職人の仕事は嘘をつかない。こうやって、桐タンスは次代へと伝えられていくのだ。

2004年07月05日

「京都の暑さ」

3日、4日の週末、初めての京都での展示会を終えて、昨日深夜、帰宅した。京都は、暑い。これが、第一印象だった。地元の方は、これが普通。まだまだと。言っていたが、新潟生まれの私は、絶対に住めない場所だった。でも、京都での展示会は本当に多くの方に、お出かけいただいた。一日平均、100人。すごい人数です。
また、名古屋の展示会に引き続きお出かけいただいた、大阪の榎本さん。本当に、ありがとうございました。また、たまたま寄ったという、大阪の北野さん。
そして、私達の桐チェストを持って、京都に嫁いだ中さん。ありがとうございました。
そして、85歳にはとても見えない幡司さん。
桐チェストの使い心地はいかがですか。本当に、多くの方にお世話になりました。
関西の人は、皆さん明るい。お話してても明るくなります。こんなにも地域によって人柄が違ってくるのでしょうか。でも、この暑さと、6時間の距離は結構こたえました。この次、行くときは、余裕を持って、お寺でも見れたらと思います。お世話になりました。

2004年07月06日

「さすがに疲れが・・・」

ここ2週間連続して展示会だったお陰でさすがに疲れてきた。この暑さのせいもあるけど、さすがに休みなしがこたえている。今日は福井まで日帰りで行ってきたが、朝はしんどかった。。弱音は言わない・・・・。そして、明日は東京。
弟と2人で桐チェストをお届けだ。行きは5時半出発。高速でもちろん日帰り。朝は弟に運転してもらおう。

2004年07月07日

「お母様の桐たんす」

5月の東京での展示会にお出かけいただいた奥田さんは、亡くなられたお母さんの桐たんすを何とかしたい、とおっしゃっていました。そこで色々な提案をさせていただき、今回、古いお母さんのたんすが現代風のチェストによみがえり、弟と2人でお届けしてきた。奥田さんのお宅はビルの4階と5階。入って驚いた。
ビルの中とは思えないほど、きちんとしておしゃれ。5階には、何と、お茶室とその中に庭まであった。ビルのお部屋の中に庭があるとはびっくりした。都会の中の静寂だ。作ったチェストも、お部屋にピッタリと収まった。
手前味噌だが、このチェストは奥田さんと何度もやりとりして出来上がった、力作だ。この作品は、私達と奥田さんとで2人で作ったものといってもいい。絶対に他ではない、世界に一つだけのものだ。それに、お母様の思い出まで残されている。
古いたんすを現代的に直す仕事は楽しい。絶対に、他ではやれない桐の蔵のオリジナルだ。お客様と2人で作り上げていく作業、職人にとってこれほど嬉しいことはない。

2004年07月08日

「コカコーラ」

梅雨も明けていないのに新潟はうだるような暑さ。今日の工房の気温は40度。こんな中で桐タンスを作る作業は地獄。一人に一台の扇風機は熱風で話にならない。かといってクーラーは、ほこりがすごくてまともに持たない。そんな汗だくの休憩時間は、冷たいお茶。そして、最近はなぜかコカコーラ。
子供の頃、コーラの飲むと歯がとけると散々言われたコーラだ。
展示会が終わり、トラックに桐タンスを積み込んで、汗だくで会場を後にするときも、飲むのはコーラ。こんなときは、実にうまい。運転して帰ってくるので、ビールは飲めないのでコーラかも知れない。子供の頃、憧れたコカコーラも、大人になって飲むと意外とうまい。でも、後味が甘いのは仕方がないが・・・。本当は、冷たいビールといきたい所だが、仕事中なので。今晩も熱帯夜だ。早く帰って、ビール飲もう。

2004年07月12日

「仙台にて」

週末は、仙台にて展示会だった。もう仙台は何度か開催しているので、だいぶ慣れてきた。仙台の人は、なぜか親しみやすい。会話がスムーズにいくから。いつも通り、たくさんの方にお出かけいただいた。3月にも来ていただいた千葉様
そして、2度もお出かけいただいた蘇武様。ありがとうございました。仙台は町がきれい。さすが、杜の都だ。緑が多く、環境がいい。
私の姉は、旦那さんの転勤で今、仙台に住んでいるが、この町にずっと住んでもいいと言う。それくらい、住みやすいのだ。連日、30度を越える新潟から仙台に行ったら、少しは涼しかった。朝晩は、本当に涼しかった。そして、最近は輸入牛肉が禁止で、牛タンが不足しているというが、そんな感じはしなかった。相変わらず、弟は、牛タンを「うまい」と言いながら食べていたし・・・。でも昨日、新潟に帰ってきたら半袖では寒いくらい、涼しくなっていた。何だか、土曜日はバケツをひっくり返したような大雨だったようだ。そのお陰で、今日も過ごしやすい。今回は3週連続の展示会と、その間に、配達の連続だった。でも本当に展示会では、いい出会いに感謝したい。

2004年07月14日

「7.13 水害」

全国ニュースでも放送されたように、一昨日からの記録的な大雨で隣町の三条市や中之島町の川が決壊し、多くの負傷者とそして犠牲者まで生んしまった昨日から、たくさんの電話とメールをいただいた。ご連絡いただいた皆様、ご心配をかけました。幸いにして、工房のある田上町と、自宅のある加茂市は何とか無事でした。
しかし、加茂市の中心部を流れる加茂川の水量はすさまじく、20数年前に行った河川改修以降、見たこともない水量で、橋げたまで数メートルのところまで水がきており、見てると、ぞっとしてきます。昨日からは、電話も繋がりにくい状態で、子供たちは早くに下校してきて自宅待機でした。今朝の新聞を改めて見て、隣町でおきている現実に目を見張りました。
両親は、朝早くから親戚のある三条市へ出かけていきましたが、とうとう着けづ、引き返して来るような状態です。今は雨はあがっていますが、空はどんよりと曇り、予報ではこれからも雨が降りそうです。自然の力はすごいものです。いまだに、避難されている方も多く、心配です。これ以上、被害が大きくならないことを祈るしかありません。

2004年07月15日

「7.13 水害の続き」

今日、桐チェストの鉄金具を作ってもらっている工場へ、頼んでいた鉄金具を取りに行った。作ってもらっている工場は、水害でかなりの被害のあった三条市。報道などで次々と犠牲者が出て、深刻な状況の町だ。普通、20分もあれば着くのだが、通行止め場所がほとんどで、街中に入れる道は限られるため、30分ほどかかった。道路は寸断され、災害にあった方々が必死に復旧作業をしている。田んぼは一面の海だ。稲は見えないし、まだ水は引けていない。道路は、土砂とその土煙で窓を開けて運転できないくらいだし、被害にあった会社は、みんなで土砂を出す作業が続いている。何とか、着く事が出来、話を伺うと、自宅も、工場も浸水は免れたといっていたでも、自宅はあと、1cmで床上浸水したと言う。
幸いにして、今日は雨は降っていないが、いつ降ってもおかしくない天気だ。行く先々で、警察と自衛隊が警備と復旧にあたっている。こんな状況がすぐ、隣町で起こっているとは思いもしなかった。「すさまじい」の一言だ。当然ながら、学校は全部、休校。いまだに、避難所暮らしを余儀なくされている方は多い。帰りの車のラジオからは、義捐金の受け付けを開始していた。工房に着いて、仕事をしていたら、断水だ。水が出ない。給水車が来て、アナウンスをしている。これが現状だ。
明日は水が出るのか。今まで、水は当たり前だったが、なくなって初めて気づく、ありがたさだ。明日は、どうなるんだろうか。

2004年07月16日

「断水 2日目」

水害の影響で水が止まって二日目。今まで、何事もなく使っていた水が無いとかなりの支障がある。まずはトイレ。今は、ほとんどが水洗なので一番に影響が出る。自宅からポリタンスを3個持ってきて、給水車から水を分けてもらう。それをトイレのタンクに入れて何とか使う。今日は、それの繰り返しだ。仕上げの今井くんは、引き出しを拭いたり、汚れを落としたりするときにぬるま湯で絞ったふきんで、いつも拭くのだがそれもダメ。バケツに水を溜めて、そこで洗っていた。カンナを研ぐときに使う水は、雨水。使えるものは、何でも使った。幸いにして気温が高くないので、飲料用はあまり必要ない。まだ助かる。今日は、断続的に激しい雨が降った。
どうやらまだ、天気は不安定なようだ。仕事が終わった頃、やっと水道が開通した。当たり前と思っていること、それがそうではないと。今回の水害で、改めて水の大切さを身にしみて感じました。

2004年07月20日

「水に浸かった桐たんす」

今回の新潟県内の水害では、本当にたくさんの家庭が床上浸水に遭った。先週末、まだ雨が降り止まない日、7年前に桐たんすをお求めいただいた。お客様が、水に浸かった桐たんすを持ち込んでこられた。運良く、浸水する前に引き出しを抜いてくれたので助かったが、桐タンスはびしょびしょ、水が滴り落ちていた。
裏板は盛り上がり、留めは切れていた。重症だ。とりあえず、乾燥させなくては仕事にならない。この感じだと数ヶ月は乾燥させなくてはいけないかも。そして今日、被害の大きい隣の三条市のお客様から電話。桐たんすの引出しが水に浸かって開かないという。様子を見に、伺わせていただくが、街中は、水に浸かった家財道具の山だ。車も、緊急車両優先。ほとんどがまだ、通行止めだ。家財道具の山を抜けてお客様の家へ。2本あった桐タンスは、床上、約40cmが水に浸かっていた。当然ながら、引出しは開かない。相当、桐は水を吸っているはずだ。このたんすも、水をすって膨張した桐は留めやホゾが壊れていた。様子を見て、預かりに来ますと伝える。桐たんす以外のたんすもあったが、これはもう修復は不可能だろう。
総桐だから、乾燥させてから修復できるのだ。こんなひどい災害に遭っても、総桐の桐タンスは再生できるのだ。

2004年07月21日

「関東は猛暑、日本海側は雨」

東京、39.5度。この気温はすごい。どうしたら、こんなに温度が上がるんだろうか。ここ数日、新潟は水害の影響もあり、比較的涼しい日が続いている。しかし、湿度は高く、蒸し暑い。昨日に引き続き、今日も、水害に遭われたお客様から、修理の電話が入る。しかし、まだ普及作業が続いているため、自宅までは車で行けない。
もう少し、待ってもらうことになる。
猛暑と水害。日本はどうなってるんだろう。

2004年07月22日

「やっと梅雨明け」

新潟の梅雨明けが今日、発表された。昨日までのどんよりとした曇り空から一転して、快晴。気温も30度を超えた。毎年、この季節の作業はつらい。
今年は、三条市の水害で、水に浸かった桐たんすの修理の依頼が、毎日のようにある。明日も、桐たんすをお預かりに伺う。工房での再生は今のところ、満員だ。そして、子供たちは今日から午前授業、23日からは夏休みといっていた。子供の頃は、夏休みが待ち遠しかった。でも、大人になると夏休みなんてない。せめて、お盆のお休みが夏休みだ。今月、30日(金)は、会社の夏忘れ。みんなで、おいしいビールを飲む日だ。職人さん達も楽しみにしている。そんな楽しみを心待ちにしながら、暑い中、頑張ろう。

2004年07月28日

「水に浮く桐チェスト」

今日も水害に遭われたお客様からの電話で、桐チェストを取りに出かけた。昨年結婚された際に、お求めいただいた特注品の桐チェストはアパートの一室で、人間の胸まで浸水した水の中に浮いていたそうだ。桐チェストの被害は、中に少しの泥が入った程度。引出しも水を吸って開きにくくなっていたが、問題はない。裏板も、少し浮いているが修理すればOK.お客様の秋山さんも、桐以外のたんすは全部、水を吸ってだめにしました。でも、この桐チェストだけは大丈夫でした。不思議です。とおっしゃっていました。これが、総桐の力です。工房に持ち帰って、全体をきれいにお湯で洗ってから、修理に入ります。今回は、全体を削って新しくし、新たに自然オイルを塗り直す工程にすることにしました。
そうすれば、新品同様になり、新しい生活に戻っても気持ちよく生活することが出来るでしょう。秋山さんは、もう少しで赤ちゃんが誕生するらしく、実家に帰られているとのこと。水害に負けないで、元気な赤ちゃんを産んで欲しいと、願っています。

2004年08月03日

「夏忘れ」

先週末の金曜日、職人さん達と「夏忘れ」を行った。ここのところ、新潟は連日36℃を越す、真夏日が続き、工房の温度計は、40度を超える日が続いている。こんな気温の中では、体力が持たない。そこで、夏忘れだ。今回は、少し気合を入れて、ある人気店で行った。ビールは何と、「エビスビール」料理も、絶品うまかった。
毎日、発泡酒しか飲んでいない私にとっては、久しぶりに苦味のあるビールだった。その日も、本当に暑かったので、みんなで飲んだ、飲んだ。生ビールをピッチャーでぐいぐいだ。そんな中、川崎さんと、私の父は熱燗。
これが、新潟の職人である。最初は生ビールだが、すぐに熱燗になる。
特別、今日だけではなく、いつもそうだ。よく、暑いときは熱いものをというが、それをそのままいっている。職人の川崎さんは、休憩の時のお茶は、40度あっても熱いお茶だ。これは、すごい。いつものことだが、私は飲むとすぐに眠くなるので、お先に帰ったが、みんなは、何時まで飲んでいたんだろう。職人さんと一緒に飲むと、体が持たないくらいすごい。私はさすがに次の日は、少し二日酔いだった。

2004年08月06日

「突然の訪問」

午前中、お客様の古い桐たんすを預かりに行って帰ってきたら、一組のお客様がみえた。弟が接客してくれたが、少し経って、「ちょっと」と呼ばれた。関西からはるばる来られた、家具店を経営する親子だった。お話を聞くと、雑誌で桐の蔵の桐チェストを見て、是非、一度見てみたいとのことで、来られたのだった。最近は少なくなったが、少し前までは、こんな方が多かった。家具の小売店や、通販会社、大手住宅メーカー、中国地方の有名百貨店からもオファーがあった。その度に、丁寧にお断りしてきた。今、家具小売店はどこにもない、個性的な商品を探し、お店に置く傾向にあるどこに行っても、ある商品では、価格競争になってしまうからである。その点、私たちの桐チェストシリーズは、桐の蔵でしか作っていないし、多くの雑誌やテレビ、新聞でも紹介された個性的な作品である。(少し、手前味噌になってしまったが)今は、ホームページで大方、情報が入手できる時代。
私たちのところにも、「これは同業者だな」というメールや問い合わせがけっこうある。そうでなくても、この日記や、展示会情報のページを見ている同業者は多い。それも、地元の同業者が見ている。見ていただく事は何も、問題はないのだが、デザインを真似するのだけはやめていただきたい。これは私たちの命である。
商品のデザイン、そして商品カタログは私たちが、必死に頭と体に汗をかいて作り上げた財産である。私たちの桐チェストシリーズは、今のところ、「自分達で作ったものは、自分たちで売っていこう」との考えで、卸はしていない。生意気に聞こえたら申し訳ないのですが、今までの桐たんすの流通に一部疑問を感じていたから、この作品に関しては製造直販と決めたのでした。今日、来ていただいたお客様は、本当に遠方から経費を使って来ていただき申し訳ないのですが、今のところは、私たちの目の届く販売方法で行こうと考えております。どうか、ご了承いただければ幸いです。また、毎日、多くのメールや問い合わせをいただくお客様も、どうか、私たちのものづくりの姿勢をご理解いただければ幸いです。

2004年08月10日

「秋の気配」

子供たちが夏休みに入った7月24日から、夏休み恒例のラジオ体操に出来る限り付き合ってきた。今日も長女の未帆ちゃんに起こされ、いざ、会場へ。今日は、風が気持ちいい。ん、いや、少し寒かった。体操をしていたら、けっこうな風が吹いてきた、もう秋の風の気配。確かに、立秋を過ぎた。まだまだ、日中は30度を越える真夏日が続くし、太陽光線は限りなく熱い。しかし、朝、晩は意外と涼しくなっている。暑い暑いと言いながら、もうすぐお盆だ。今年も、あっという間にお盆を迎える。
そして、お盆が過ぎると、またまたあっという間に年末が来る。月日の経つのは本当に早い。出来るだけ、後悔しない毎日を過ごしていきたい。

2004年08月11日

「山形へ向けて」

明日は、山形の展示会で注文をいただいた奈良崎さんと長谷川さんのお宅へ、チェストを届ける。どちらも、サイズオーダーされた世界で一つの別注品だ。山形は新潟の隣の県なのだが、行くまでの道路が高速道路ではなく、下道と呼ぶ、国道なので時間的には意外とかかってします。でも、今年からナビを買って車につけたので、配達は意外と楽になった。今までは、地図とにらめっこ、時間もどれくらいか計算できなかったが、ナビってすごいと思った。目的地までの時間も出るし、道間違えても、そこからまた、教えてくれる。今では、配達には欠かせない物になっている。明日は、午後3時から大掃除なので、それまでに帰ってこなくてはならないので朝、5時半出発です。事故のないように、気をつけていってきます。

2004年08月12日

「お盆」

明日から17日(火)までお盆休みをいただく。つい先日、雪が消えたと思ったら、もうお盆だ。毎年のことだが、月日が過ぎるのは早い。お盆になるとやはり、先祖を大切にしなければと思う。先祖あっての今だ。特に、創業者の祖父のことが思い出される。孫である、私にはやさしかった。やはり、後継ぎとて生まれたこともあるのだろう。私は、つらくなるとある方から言われた言葉を思い出してしまう。
「桐たんす屋に生まれた運命があるのです」と・・・。そう、私には桐たんす屋に生まれた運命があるし、弟にもある。だから、私たちは桐の蔵のミッションとビジョンを明確に示し、工房をその方向に導いていく使命がある。8月は決算の月。
先ほどまで、来期の計画を作っていた。そして、来期のミッションも再考していた。
何があってもこれだけは命をかけてやり通す桐の蔵のミッションの一つに
「伝統にあぐらをかかず、創造・革新するものづくり」というのがある。特に、私が命をかけたいミッションの一つだ。これも、来期は徹底的に行いたい。そしてお客様によろこんでいただけるオンリーワンの作品を作っていくつもりだお盆を過ぎれば、新潟は秋が早い。そしてすぐに、冬が来る。今年の残された4ヶ月も、宜しくお願いします。

2004年08月18日

「休み明け」

少し長いお盆休みが終わり、今日から仕事開始。お盆休みは、地元の夏祭りにほとんどを取られ、残りは家族で一泊キャンプで終わった。でも、家にいる時間は普段より多く、テレビではオリンピックを見ていた今回の日本はすごい。金メダルが多い。こんなに多いのは珍しいのではないか。
私は良く、スポーツニュースのHPを見るが、その中でも記者のコラムが大好きサッカーのヨーロッパ選手権の時もコラムは毎日読んでいたし、今回のアテネもコラムは欠かさず読んでいる新聞では知れない、その記者なりの深い取材がいい。そして、その記者なりの語り口が好きだ。まだアテネオリンピックは始ったばかり、さすがに深夜2時からは見れないが、朝の新聞や、HPは欠かさずチェックする。
男子サッカーは残念ながら決勝トーナメントに行くことが出来ないが、その分、女子に頑張ってもらいたい。しかし、スポーツは感動がある。オリンピックに出るまでの過程はすさまじいものがあるのだろう。相手に勝って、自分にも勝たなければならない。私は誘惑にすぐに負けてしまう。自分に勝つには本当に大変だ。

2004年08月19日

「フェーン現象」

お盆も明け、朝晩はかなり涼しくなったというのに、今日は、台風が接近していてフェーン現象で軒並み37度。こうなると工房の2階は、決まって41度の世界。職人さんは、「お盆が過ぎたのに・・・」とポツリ。本当に桐たんすの職人さんは体力仕事なので、暑くなるとこたえる。明日は、この影響で雨とか。明日は、弟と2人で大阪まで桐たんすを届ける。大丈夫だろうか。3階に上げると言ってた。
でも、最近は雨が降ったりなので桐板の渋が出ている。これはいいこと。
雨が降れば心配で、降らなくても心配。ちょうどいいって言うのは、ないのだ。

2004年08月24日

「佐渡箪笥(たんす)」

今月は決算の月。今日も税理士さんが来てくれて、いろいろとお話。1年間の成果は、頑張ったな。という感じ。その中でも、古いたんすの再生が、私が思ったよりも多かった。やはり、時代を反映している。私は常々、言う。桐たんすを捨てないでほしいと・・・。桐たんすは100年使えるものなのだ。先日も、新潟市のお客様か