今年も一年、本当にありがとうございました。

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  曇り。  今日は穏やかな天気です。

今年の新潟は、冬も雪も例年になく早く、新年を迎える前に、もうすでに
真冬モードに突入しています。

今年も、あと数日で一年が終わります。
毎年のように、このブログで、桐の蔵の一年を振り返りたいと思います。

今年の一年を振り返ると、一冊の「本」と、一人の「人」との出会いが
大きな出会いとご縁だったと思います。

今年の1月、新潟の新聞「新潟日報」で紹介されていた一冊に
思わず、目が止まり、すぐに書店に行き、その本を購入。
その後、その方の書いた本を次々に読みあさり、今年の私の指針となる
一冊との出会いでした。

そして、後半の10月。
ある方をHPで知り、その方の講演会と勉強会に参加。
その後は、日々、工場の現場と、机上の勉強の日々で、久しぶりにいい刺激を
頂いた方との出会いでした。

しかし、今年も、厳しい一年でした。

二代目社長の「桑原たんす店」から、私の三代目「桐の蔵」に社名を変えて
17年。
その間、山あり谷ありの日々でしたが、時代の流れは早いのか、桐の蔵の行動が
鈍いのかを痛感させられた一年でした。

しかし、そんな中でも、各地で行う桐の蔵の展示会にお出かけいただき、
桐たんすや桐チェストをお求め頂いた方々との出会い。

また、HPやお問合わせで、実際にお会いしていないにも関わらず、ご購入して
いただけたお客様など、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。

また、今年も出来る限りですが、多くのお客様の元に、桐たんすを
お届けさせていただきました。

思い起こせば、山口県、香川県、徳島県、岡山県、愛媛県、など記憶を辿れば、
遠かったなーと思いますが、今では、いい思い出です。

そして今年は、NHK BS プレミアム「美の壺」に出演し、日本全国の方々に
桐の蔵のものづくりを知っていただき、また、NST新潟総合テレビのニュース
にも紹介され、新潟県内の方々に桐の蔵の仕事を見ていただくことができました。

平日は工場で桐たんす作り、そして、週末は展示会と桐たんすのお届け。
そんな日々を続けて来れたのも、私がいない間も、桐の蔵の守ってくれる
職人さん達と、奥様と弟のお陰だと、本当に感謝しています。

そして、桐の蔵を支えて下さっている、多くのお取引先の皆様には
改めて、今年も本当にお世話になりました。ありがとうございました。

また、何よりも桐の蔵をご支持いただき、桐たんす、桐チェストのご注文を始め、
桐衣装箱、桐米びつ、そして桐たんすの修理・再生のご依頼を頂いた、多くの
お客様の方々に、改めて、お礼を言わせていただきます。
本当に、ありがとうございました。

桐の蔵は、1月4日まで、お休みをいただきます。
2018年も、「お客様、一人一人と向き合い、喜んでいただけるものづくり」を
目標に進んで参ります。

最後に、2018年も皆様にとりまして、良き年でありますよう、心から
お祈り致します。

桐の蔵   桑原 隆

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