群馬県からのお客様。

晴れ。   灼熱、暑い!

今日の新潟は、昨日に引き続き猛暑日。
午前中は、まだマシだったかも・・・。

午後からは、もうバテバテ。
工場の温度計は36度を超えていました。

職人さんたちは、自分の場所のクーラーをつけました。
そうでもしないと、やってられない位の暑さでした。

数日前から、
「古い桐たんすの修理をお願いしたいのでたんすを持っていきたいのですが」
とのお電話をいただいておりました。

お客様は群馬県から。
私は、わざわざ遠方ですから来ていただかなくても、運送会社さんで
引き取りに伺いますからと、お伝えしたのですが、
いろいろと聞きたいこともあるので。と・・・。

そして、今日、私が会社に来て、掃除を終えた7時半頃、
ワゴン車に桐たんすを乗せた、お客様が来社しました。

まだお若いお客様。
今住んでいる家をこれから壊して、来春位に、新築で家を建てるというのです。
それで、家に合った古いお婆ちゃんのたんすを、新し家に合うように
再生したいと、探していたところ、弊社のHPを見つけたとのことでした。

工場でいろいろなお話を聞き、たまたまお届け前で出荷を待っている
再生した桐たんすも見ていただきながら、ご要望をお聞きしました。

伝統的な桐たんすという感じではなく、新しい家にもマッチするように
再生してほしいという思いを受けながら、ご提案させていただきました。
桐たんす2本と文机。
これを来春位に、再生して蘇らせます。

最後に、この辺でお菓子なんか売ってるところあります?というので、
何がいいかと聞いたところ新潟名物「笹団子」がいいと言うので、
加茂の名店「涌井金太郎商店」をご紹介させていただきました。

無事に行って買えたでしょうか。

最近は、ホント、古い桐たんすの再生のご依頼が多いです。
桐たんすは古くなっても、手をかけて、新しく再生して、もう一度、
使って行ける、本当に素晴らしい日本の文化です。

桐の蔵では、伝統的な修理の他に、現代的に修理したりなどの提案も
行っております。いつでも、お問い合わせください。

群馬県からのS様
遠路、ありがとうございました。

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