板干し・終わりました。

   曇り。   温風ヒーター出しました。

9月のある日、いつもお世話になっている新潟県津南町の桐屋さんへ
親方と伺い、約50本の地元産の桐丸太を仕入れてきました。

その後、地元の製材所へ運んでもらい、今回、製材された桐板を
外へ干す作業を、職人さんみんなで、行いました。

今回は、かなり大きな丸太が多く、どの厚みに製材するか悩みましたが、
厚板をやや多めに製材することにしました。

さすがに50数本もの丸太を製材するとその量はかなりのもの。
全員で干しても、一日では終わらないな?と思い、現場の作業を前倒しして、
天気を見ながら、板干しを行いました。

今回は、昨年に親戚から譲っていただいたフォークリフトが大活躍。
重い板の山を、リフトで干しやすい場所まで運び、そこから手作業で
干していくという事を繰り返すこと数時間、思いがけなく作業は進むものです。

気がつけばあっという間に、板の山がなくなり、約1日で板干しが終わりました。
フォークリフトってすごいです。
こうして工場内の板干場と、近所に借りている板干場の2か所に
新しい板が干され、数年間、雨や雪、そして太陽に照らされながら、
ゆっくりと渋を抜き、乾燥させていくのです。

今回の新潟県津南町産の桐板も、とってもいい板でした。
この板を使うのを楽しみに、数年、待ちたいと思います。

さて、明日は、私、静岡県まで桐たんすのお届けです。
今回は、一人で片道5時間の運転です。

まだ、完治していない腰が心配ですが、気を付けて行ってきます。

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