先を見据えて・・・。

     雨のち、曇り。    台風の影響はなかったです。

全国的に、大雨の被害が続いておりますが、
被害に遭われました皆様には、心よりお見舞い申し上げます。

一昨日の新潟も、深夜から午前中にかけては、雷と
大雨で、さすがに工場の前の側溝も溢れ、道路は川と
区別が付かないくらい、氾濫していました。

その後は、急速に回復し、今日も台風の影響もなく
無事に過ごせました。

話は変わりますが、数年前、親方の怪我から
私が、親方の仕事もすることになり、それ以来、ずっと
木取り(桐板を注文のたんすのサイズに切り、部材を作っていく仕事)
(かなり大ざっぱな言い方です)の仕事をまかなってきました。

仕事の大部分は、注文のあった桐板を倉庫から持ってきて、
そのサイズに切り、板を組み、部材を作っていくと言うことなのですが、
桐たんす作りの、最初の大事な部分のため、センスと神経を使う
仕事です。

常に現場にいるので、板の在庫や、状況等を確認しながら、
目配り、気配りしながら、仕事を進めるのですが、
先日から、どうも先板(引出しの先の板)が、このまま行くと
不足するかも?と、感じていたのでした。

親方に相談したら、「少しでもいいから、早よ、買っておいた方が良い」
との事でしたので、今年、3回目の桐丸太の仕入れを行いました。

桐板は、買ってすぐには使えません。
丸太で買って、それぞれの厚みに製材して、それを外に干してと・・・・。
約1年間は、使えないのです。

だから、足りなくなるな?と、感じたら、
早く手を打たないと、桐たんすの材料が足りない!と言うことに
なりかねないのです。

今回、仕入れた桐丸太が使えるのは、再来年。
それまで、今、倉庫にある板は、足りると思うのですが、
ギリギリかも・・・。

こんな事がないように、常に桐板の状況を確認しながらの
毎日。桐板も、その厚みによって、様々な板があるので
その全てを把握するのは、結構、大変!

でも、それが親方の仕事。
目と頭と手をフルに使って、仕事を進めて行かなければなりません。

明日の土曜日は、愛知県まで桐たんすのお届け。
無理を言って、3軒のお客様のご自宅に伺います。

事故もなく、無事にお届け出来ますように、
気をつけて行ってきます。

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