老舗百貨店の撤退。

     晴れ。    気持のいい天気でした。

今朝、起きて新聞に目をやって驚いた。
一面のトップ記事が「新潟県内に3店舗を持つ、老舗の百貨店
が来年、全て新潟県内から撤退するという記事でした」

この百貨店、石川県金沢市に本店を持つ「大和百貨店」(ダイワ)
石川県や富山県では、地元の百貨店で地元から絶大な
支持を受けている百貨店なのです。

その新潟店のお店も、私の小さい頃から新潟市内の
繁華街にあり、本当に昔は良く連れて行ったもらった百貨店でした。

小学生の頃は、滅多にない休日のお出かけで、この
大和百貨店に行って、家族でお昼ご飯を食べた思い出は
今でも記憶しています。

でも、さすがに時代が変わり、店舗も昔のままで老朽化し
年配の方々には指示されていたのですが、消費者全体の
支持を受け入れられない店舗になっていったのかも知れません。

桐の蔵も、数年前に新潟県内の物産展の展示会で
出展した事がありましたが、店舗の老朽化は顕著で、
来客の数も、かなり少なかったように感じました。

今日の新潟日報(新潟の新聞)の一面や、その他の面でも
トップ記事の扱い。
それ位、新潟県にとっては、大きな出来事だったのです。

大手の百貨店が、合併や、吸収される時代。
地方の百貨店は、生き残りをかけて、これからどんどん、
こんな事が起きてくるのでしょう。

小さい頃の思いでいっぱいの百貨店が、また一つ
なくなってしまうのは、寂しいものです。

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