塗り終えてくれてありがとう。

    曇り、のち晴れ。     今日は晴れてくれました。

最近の職人・石山君。
黙々と、仕事をこなし、二年目にしては文句の言いようが、
ない位の仕事をしてくれている。

数日前も、終業後、欲しい物があったので、石山君が仕事を
している作業台の上を何の気なしに見たら、「ノミ」や、「かなづち」
などの道具が、きちんと整理されて置いてあり、「よし!」と
思ったことを思い出した。

これ、いつも言う事だけれど、自分の使う道具を粗末にしていては
良い仕事なんて出来ない。
仕事中でも常に、道具は、きちんと整理整頓し、きれいな環境で
仕事をしてこそ、良い仕事が出来ると、私も修行先の親方に
耳にたこが出来るほど言われてから・・・。

で、石山君は、仕事を終えて帰るとき、きちんと作業台の上を
整理し、掃除をして帰ってくれたのでした。
成長したものです。

そして今日、少し急ぎの仕上げがあったのだが、彼、午前中から
和たんすの仕上げがあり、その完成が午後2時くらいだった。

その後、再生の塗りに入ってもらったのだが、出来れば、終業時間
までに塗れれば・・・。と思っていたが、本人には、無理ならば、
私が休日に塗るからと、言っておいた。

でも、彼、本当に塗り上げてくれた。
成長したものです。
感謝です。

明日は、私、出張なので、一日、現場には出れない。
だから、ホント、このたんすを塗ってくれて、ありがたかった。

かれ、仕事中は、全身、との粉まみれになって、一生懸命
やってくれる。
無口なのだが、仕事はきちんとしてくれる。

あんまり褒めると、この先が心配なのだが、本当に、
私は、スタッフに恵まれています。
石山君、今日は、ありがとうございました。

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