無事にお届けして、当たり前。

    曇り。   今日は山梨県まで行って来ました。

今日は、大安吉日の土曜日。
だいぶ前から、この日に桐たんすのお届けは決まっていた。
今年の7月の所沢での展示会に、遠方よりお越しいただき、
高価な和たんすを、お嫁入り道具としてお求め頂きまして
H様へのお届けだった。

弟が急遽、行けなくなったため、石山君と一緒に行くことに
なったが、石山君、先回の配達でのトラウマがあったためか、
随分と緊張していた。

予定していたよりも随分と早くに山梨県に入った。
でも、休日の中央高速って、何であんなに込んでいるのだろう。

そして予定よりも約30分くらい早く着いたのだが、
H様のおもてなしを受け、お茶を頂き、そして、
嫁ぎ先であるお宅に、御嬢様と向かった。

同じ町にある嫁ぎ先は、何と!築200年経っているとか。(石山君談)
(嫁ぎ先のお母さんから聞いたらしい、いつ、聞いたんだろう?)

実は、この嫁ぎ先にお届けするときが、緊張した。
だって、今回の桐たんすは、本当に別注の高価なもの。

そして、御嬢様と嫁ぎ先の旦那様、そしてお母様の立会いのもと、
みんなが注視している中でのお届けだったから。

帰りの道中、石山君に言ったのだが、「桐たんす」、
特に婚礼道具としての「桐たんす」は、何事もなく無事にお届けして
当たり前なのだ。

これが、無事にお届けできなかったり、ミスがあったりしたら
大変な問題なのだ。

だから、緊張するし、胃が痛くなったりもする。
今回のお届けに際しては、私は、前日から、シュミレーションもし、
行く前には、神棚にお参りもする。
それほど、無事にお届けして当たり前なのだ。

でも、ホント、今日は、無事にお届け出来てホッとした。
それは、私も、石山君もそうだった。

行きは私も緊張して、ドキドキだったが、帰りは
安堵感からか、ホッとして疲れが出た。

H様。
本当にありがとうございました。
お式までもう少しですが、お体、ご自愛いいただき
思い出に残る、結婚式と披露宴が行われることを願っています。

遠い、新潟の地より・・・。

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