2008年9月17日

得意と不得意。



     晴れ。   秋晴れです。でも、明日からは下り坂みたい・・・。




もう、新人とは呼ばせない石山君。
彼の仕事振りは、最近、本当に頑張っている。


いや、頑張っていると言うよりも、「慣れてきた」、いや、
「出来てきた」、「職人になってきた」と言う感じかもしれない。


来月で桐の蔵に来て一年。
でも、まだ一年なのに、その吸収はすごいと感じている。


そりゃ、まだまだ、ミスもするし、失敗も多い。
でも、そんな中でも、桐たんすの観音開きの戸を
付ける作業は、私の手直しが全く要らないほど
完璧な仕事である。


誰でも、得意不得意があるように、石山君は
仕上げの工程の「ロウ引き」と、この「戸」のつけ方は、
彼の得意としていることだろうか。


彼の「ロウ引き」なんて、ホント、芸術品に近い領域だ。
つい最近までは、ロウの塗りすぎで、仕上げの色に、
ロウの色が付いて、少し濃い色に仕上がっていたが、
そのことを伝えると、すぐに修正してくれた。


その辺の素直さが、いい職人の第一歩だ。
その後は、桐たんすの仕上げの色も、ロウの
塗り具合も安定している。


その陰には、彼なりの努力があるのだと
感じている。
いつも淡々と、仕事をする彼は、まだ、一年目の
職人とは思えないくらいに、技術を身に付けてきた。


あまり褒めないが、でも、よくやってくれている。
これからも頑張ってね。
宜しくお願いいたします。



トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.1kirizo.com/mt/mt-tb.cgi/1220

コメントする