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喜心、老心、大心



   雨のち、曇り。    梅雨なのに、もって降ってもいい。




長野県のインテリアショップで桐チェストの展示会を
約10日間、行ってもらった。
昨年から、この展示会を行って頂いているんですが、
今年も、お陰様で、ご注文を頂きました。
本当に、ありがとうございました。


で、今朝は早起きして、桐チェストの引き取りに
長野まで行く。
その途中、携帯電話が鳴った。


以前、お世話になった先輩がなくなったという
訃報だった。


もう、十数年前になるだろうか?
いつも優しい語り口で、可愛がってもらった。
数ヶ月前には、電話で話しをさせてもらった。


その時、初めて病気だと言う事を知った。
まだまだ若い、59歳だった。


お通夜での、お坊様のお話に、今日も聞き入ってしまった。
宗派は、我が家と同じ「禅宗」だった。
本山は、福井県「永平寺」だという。


今年の1月に本山「永平寺」の住職がお亡くなりになられたという
話から始った。
なぜか、私は、こういった話が好きだ。
お通夜での、このようなお話を真剣に聞いてしまう。


その本山のご住職が亡くなられる前(だったかな?)に
言われた言葉が、この言葉だったという。




「喜心、老心、大心」




「喜心」は、お陰様の心だという。
今を、喜ぶことだといっていた。
何だか、宗教くさい言い方だが、でも、日本の仏教だから、
何となく、分かる気がする。(結構、端折っています。すみません)


「老心」は、何だか、うる覚えだが、「親が赤ちゃんを抱くような気持」
って言っておられた。
その時に、掌(たなごころ)の話しをされ、手の平の中に
いるのですと。お話をされていた。(すみません。これもうる覚えで)


最後に「大心」。
誰かれなく、大きな心で接してあげて下さいと。


難しい言葉だったが、何だか、心にすーーーっと落ちた。
お坊様のお話って、今では、なかなか聞く機会が無い。


でも、お話を聞くたびに、何だか新鮮な気持になってしまうのは
日本人だから。なのだと思う。


悟りの世界には程遠いのですが、気持だけでも
そう思って、暮したいものです。


明日、天国へ行かれる先輩に、「お疲れ様でした」。と、
心の中で言わせてもらいながら、
帰路につきました。



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2008年6月23日 22:08に投稿されたエントリーのページです。

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