青森から来ますた・・・。

    晴れ。    今日は快晴でした。

今日は、朝5時半に起きて、福井県まで桐たんすをお届けに
行ってきた。
古くからお付き合いをいただいている家具店へのお届け。

新緑と、田植えが終わった景色を横目に見ながら、
高速道路をひた走り、約4時間で到着。
奥様と、会長様が待っていてくれて、お茶を頂きながら
話し込んだ。

話の内容は、まあ、取り留めのない話だが、これも大事。
その後、すぐに高速道路に乗り、工場へ戻った。

今回も早かった。
工場着は、午後3時前。
昼食は、ゆっくり食べたはずだが、いつもと同じ時間に
工場へ着いた。

今週末は、大阪まで桐たんすをお届けしなければならないので、
その桐たんすの最終点検をしなければならなかったので、
この時間に着いた事は、ホント、助かった。

午後3時の休憩を挟み、現場で仕事をしていたら、
何だか、玄関に若者が一人。
母が、出たらしいが、その若者は、奥で仕事をしていた
私を見ているので、しょうがなく手を止めて、玄関に向かった。

「なんでしょう?」って感じだったと思うが、話し掛けた。
そうしたら、バリバリの津軽弁で、

「あおもりからきますたーーー」
「なますぼりの、りんごのっずーす、いらんべか?」
と、こんな感じだった。

多分、このバリバリの青森弁で言う事自体が、
すでに、マーケティングなのだろう。
まだまだ、若い、20歳台の若者は、いかに青森から来たって
言っても、ここまでの方言は使わないだろ。

あえて、方言丸出しの言葉で話すことが
飛び込み営業のセールストークなのだと、何だか察した。

でも、なぜ、こんな忙しい工場に飛び込みで来るのだろう?
私なら、専業の奥様方のいる、住宅街を周るのに。と思った。
工場なんて、忙しいから断られるのに・・・。

どうも、青森の方の飛び込み営業は、このパターンが多い。
以前も、「青森からきますた、りんごいりますぇんか?」と、
来た若者も多かったし、海産物の青森の方も多かった。

どうやら、青森の営業パターンは、「バリバリの方言で飛び込み」が
多いらしい。

でも、気持は分からないでもない。
私も、以前は、家具小売店を見つけては、飛び込み営業を
繰り返していたから、飛び込みの営業マンの気持は痛いほど分かる。

だから、今回も若者の背中を叩きながら、「ごめんねーーーー」と
謝った。

多分、この若者は、こうして人生経験を積み、
ビックになっていくのだろう。

偉いと思う、飛び込み営業は。
だって、断られて当たり前だから。

でも、そうして得られる事って、ホント、沢山あるような
気がするのです。
私も、また、やろっかな?
飛び込み営業・・・。

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