2007年10月 6日

再び、板干しです。



   晴れ。    今日も秋晴れでした。




今日の土曜日は、職人さん全員で、再び桐の丸太が
製材された板が届いたことで、桐板を一枚一枚、手で干すと
言う作業(板干しという)に追われた。


秋の長雨が来る前に、何としても干したい!と思っていたし、
少しでも時間の取れる時にと思い、天気も快復した今日、
板干し作業を開始した。


映像は、作業日記参照ですが、
製材したばかりの板は、水分をたくさん含んでいるので
本当に重い。


今回の板は、厚板(3cm厚や、4.5cm厚もあった)も多く、
肩に担いで運ぶのだが、厚板は2枚がやっと・・・。
製材したばかりに板は、大鋸屑(おがくず)が付いていて、
背中から、口から、そこら中に入り込んでくる。


だから、お風呂に入ると、すごいことになる。
先日の板干し一回目も、嫁さんに帰ったら、余りの
汚さに怒られたくらいだから・・・。


でも、この作業なくして、桐たんす屋は成り立たない位、
基本中の基本がここにあるのです。


重い桐板を、一枚一枚手で運び、丁寧に天日で干す。
そこから、桐の蔵もの作りは始っているのです。


効率ばかりが優先される今の時代。
私たちの、こうした作業は、時代に、逆境していると言っても
過言ではありません。


桐たんす製造という、伝統的工芸品の世界は、
正直、効率とは、対極にあるのかもしれません。


だからこそ、今の時代にも支持されるのではないでしょうか?


板干しから学ぶこと。
それは、ものづくりに関わるものとして、とても大切な
そして基本がここにあるように思うのです。