守るのは、「伝統」だけでいい・・・?

   曇り、のち、雨。   夕方から雨でした。

通常の仕事を終え、いつもの事ながら、職人さんが帰って
からの、午後5時からの仕事。

今日は夕方から雨だったので、日が暮れるのがいつもよりは早い。
2階の作業場で仕事をしていても、いつもの時間に比べても暗い。
そして、雨が激しく降り出してくる。

うーーーーーーーん。
ちょっと、怖い。
誰もいない、仕事場で・・・。

まあ、でも、仕事に集中しているので、仕事をしているときは
何ともないのだが、ふと、気づいた時が・・・。

「もう少しで、終わるな・・・」と、思い、
段取りを付け、2階から、下に降りようとしたときに、
おっと、誰かが来た・・・。

思わず、一瞬、顔が引きつる・・。

ビックリしたが、お世話になっている税理士事務所の
担当240君だった。

おい、驚かすなよ・・・。

近くまで来たので、先日、渡せなかったものを・・・・
との事。
この彼も、こんなに遅くまでご苦労様だ。

でも、普通の人って、何時くらいまで会社にいるのだろう・・。
この担当、昨日は、○○まで会社にいたと言う・・・。
その時間、私は寝ていました・・・。

彼と、話をしていた中で、思わず口から出た言葉が、
「守るのは、伝統だけでいいのかも・・・」だった。

前後の言葉の意味合いもあるが、8月決算の話の中での事。
数字は、守ってはいけない。
守りに入ったら、前年割れしてしまう(というような会話だったかな)

そこで、出た言葉が、冒頭の言葉だった。

守るのは、他にもたくさんあるが、この時の会話でのシチュエーション
では、「守るのは伝統だけでいいのかも」と言う言葉だった。

いみじくも、私は経営者。
伝統を守りつつも、会社を経営していかなければならない。

私の肩には、数十人ですが、生活が重くのしかかっている。
だから、伝統と同じように、数字も大事。

この時期から、来期の計画やら、今期の最終的な決算やらで、
頭に汗をかくことが多くなる。

体に汗は普通。
頭にも汗をかいて、その両方が機能しないといけない。

マルチな職人にならなくては・・・。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る