10年間のブランク。

  曇りのち、晴れ。   明日は梅雨明けかな?

今週から、仕事が一つ増えた。
今までは、木取り(組み立て前のパーツを作り)と、配達、検品、梱包、
雑用、その他、もろもろをこなしていた。

でも、そこに大事な仕事の一つである、仕上げ(塗装と金具つけ)、
の仕事が加わった。
正直言って、一人の力で出来る限界を超えている。

でも、やらなければならない。

遡ること19年。
私が、桐の蔵(前身は桑原たんす店)に入社した頃、
今の親方にこの塗装を教わって、その後、約10年塗装の仕事を
続けてきた。

でも、その後、塗装は職人・今井君に受け渡し、
私は、木取りを中心に、全般の仕事をするようになった。

でも、今回、今井君の都合により、私が10年ぶりに
塗装の仕事を、受け持つことになった。

10年ぶりといっても、塗装の刷毛の使い方など、体に染み付いている
感覚は、全く問題なかった。

でも、今日、金具付けをやっていたら、所々、感覚が麻痺しているところ
があることに、気づいた。
ちょっと考えると、思い出すくらいのことなのだが、仕事の流れとしては、
少し、止まってしまう。
これが、10年のブランクなのかと、思ってしまった。

うーーーーーん。
10年前のそのままの感覚がよみがえって来るには、あと、数週間
かかるかもしれない。
でも、あっという間だと思うのだが・・・。

だって、今でも、支障なく出来ているんだから・・・。

それよりも、その他の仕事が気になる。
塗装ばかりに集中すると、木取りがおろそかになるから・・・。

でも、体は一つ。
出来るところから、やるしかないのだから・・・。

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