親方は70歳

今日は、午後から担当の税理士さんが来る日。
3時頃に来ていただき、いつも通りに売上の
報告や、今後の見通しを話し合っていた。
その中で、親方の保険(だったと思う)が、満70歳で
打ち切りになるとの話が出た。
「え、、、、、70歳か・・・」
と、思ったら、明日で70歳!!!!
そう、親方は明日が、70歳の誕生日だった。
私が言うのもなんだが、とっても70歳には見えない。
まだまだ、現役で、職人さんとは負けないくらい働くし、
食欲も旺盛、そして、なんといっても、ガンガン飲む(日本酒、熱燗)
私なんかは、毎日のように怒鳴られる。(すぐに怒る、寺内貫太郎タイプ)
世間一般の70歳って、当に、仕事も引退し、悠悠自適の
隠居生活を思い浮かべるが、桐の蔵の親方は、そんなことは
似合わない。
多分、ずーーーーーーと、現役だと思う。
それ位、仕事が好きなのだろう。
親方の過ごしてきた時代を思うと、激動だったと思う。
昭和11年生まれ、昭和30年代の、桐たんす全盛の時代から、
その後、衰退する辛い時代を経験。
バブルの時代も、それほど華やかだった記憶もなく、
どちらかと言うと、仕事に追われ、辛い時代ばかりだった
記憶しかないのではないかと思う。
そんな親方も、明後日からは、広島まで、友人と一緒に
ツアー旅行。
そう、誕生祝って感じ。
この年まで、がむしゃらに働くって、たいしたもんだ。(と思う)
もうマイペースでやってって言うんだけど・・・
それが嫌いなんだよね。
根っからの職人なんだ。

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