2006年3月15日

大きな「とげ」

桐たんすを作る過程で、よく起こるのが「とげ」が刺さる。
木工業に携わる方なら、ほとんどの方が経験しているはずだ。
桐の蔵の親方は、「とげ」が刺さって入院した経験を持つくらい・・

私も、それなりに「とげ」が刺さる経験はいくらでもある。
でも、今日の「とげ」はすさまじかった。

それは、桐の木ではなく、当て木として使っていた杉の木。
「はたガネ」(木工用の道具)を外して、当て木を取ろう
とした時に、その木から出ていた、グサグサとしたささくれに
刺さってしまった。

思わず、「えっ・・・」と思った。

大きな木が指の皮を貫通していた。
これって「とげ」ではない。
小枝が指を貫通している。そんな感じ。

普通の「とげ」のように、引き抜こうと思ったが、
逆に、「とげ」が刺さりそうなので、弟に助けを求めた。

やはり、引き抜くと危険なので、「しらがき」という
桐たんす独特の道具(メスみたいな鋭い刃物)で、手の皮を裂いて
もらい、突き刺さった「とげ」(木の枝)を取った。

長いこと職人をやっているが、こんなこともなかなかない。
その後は、出血と痛みが襲ってくるが、まあ・・・・。

今月は、ケガが多い。
気をつけなくては・・・・・。

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.1kirizo.com/mt/mt-tb.cgi/344

コメントする