2006年3月31日

素敵な方でした。

今、兵庫県西宮市への桐たんすのお届けから帰りました。
出発は、もう4月になるというのに大雪の新潟。
でも、桐の蔵のワゴン車はタイヤを替えたばかりの
ノーマルタイヤ。

何とかなるさ?と雪国育ちの考えで出発したのは良いが、
まだまだ冬の北陸。そこは厳しい現実でした。

圧雪の福井県の県境を何とかクリアしたものの、
滋賀県に入っても、雪は続きました。

ホント、どうなってるんだろう・・・。

で、昨日は何とか無事に宿に到着。
そこでも、小雪が散らついているほど、関西らしからぬ
天気でした。

そして、お届けの今日。
お届け先は、西宮市苦楽園。

そこは、「えっ、何なんだ!この邸宅は・・・」と
田舎育ちの私が、目を見張りほどの立派なお宅が建ち並ぶ
ところ。(となりは有名な芦屋)

その一角に、新築されたH様のお宅にお届けです。
今日が、引渡しで、大安吉日の一日。

玄関を入ると、そこはホント、素敵なご自宅でした。
初めてお会いするH様も、予想通り素敵な方で
無事に、桐たんすも収まり、ホント、ありがとうございました。

詳しくは、「桐の蔵・作業日記」にアップされるかな。

今月は、関西に行くのは3回目。
関西も近く感じるこの頃です。


これからも、まだまだ、関西に行く機会が増えそうです。

2006年3月29日

正確に、早く、そして楽に。

小雪。 もう車のタイヤ替えたのに。勘弁してよ・・・。


「正確に、早く」は、手作りが主な工場の職人としては、
常に、意識していること。

今日、私が板を張っていたら、職人、横山松雄が来て、
「ハタガネ」この位置だと楽だな・・・。とぼそっと言った。

ハタガネとは、板と板を合わせるときに使う鉄で出来た道具。
これが数まとまるとけっこう重い。

いつもは床に置いて、そこから持ち上げて取って使うのだが、
私は、それだと時間もかかり疲れるので、腰くらいの台上に
乗せて、そこからハタガネを取って使っていたのだ。

「正確に早く」は、どの業界でも、誰でも言う。
でも、そこに、「楽に」が加わる。

「正確に、早く、辛かったら」その作業は長続きしない。
いかに、負担が掛からず、楽に作業が続けられるかが、
いい職人といえるだろう。

一見、たいした事ないような事が、作業の流れのなかでは、
大きく関わってくることが多い。

今使った道具を、どこに置くか。
今あった場所に置くのと、違う場所に置くのとでは、
次の作業に入る時に、道具を探す時間が、違ってくる。

そんな、些細な事なのだが、優秀な職人は、そこにこだわる。
出来る職人は、作業の流れがあり、リズムがある。
一つ一つの、作業は、全て計算されているのだ。

この作業は、この道具をどこに置き、その次の作業のために、
こうしたほうが良い。と、まるで、プロ将棋士のように、
何手も先まで読んで、段取りを計算しているのだ。

その中で、こうしたほうが「早く、正確に、楽に」出来ることが
あれば、すぐにそれを真似する素直さも兼ね備えている。

それが、プロの職人である。

職歴30年以上を数える職人さんでも、常に、勉強なのだ。
「正確に、早く、そして楽に」
これができれば、本当に職人である。

2006年3月28日

う~ん、目が痛い。

今月、3月の休日は3月5日の日曜日だけだった。
その日も、工場には2回ほどいって、段取りと、仕事を
少々したのだった。

ホント、3月はバタバタしてしまった。
その影響か、どうか分からないが、今日になって
目が痛い。

もともと視力は0.1以下。
中学3年から眼鏡を掛けだして、もう20年以上も
たつ。

去年は、眼鏡を久しぶりに変えたが、レンズは
そのままだった。

目がかすむし、痛い。
疲れからなのか、どうなのか。
嫁さんは、。一日くらい休めばーーーー。
というが、そんなわけには行かない。

で、今週末も桐たんすをお届けに兵庫県西宮市へ。
う~ん。目は大事だからな。

とりあえず、睡眠をとってゆっくりします。
明日の新潟県は雪マーク。
おい、どうなってるんだ!

2006年3月27日

ご縁って・・・・。

昨日までの新潟県上越市での展示会を終えて、
つくづく思った。

人と人のご縁って、ホント不思議だし、ありがたい。
もう少しで、ご縁が出来そうだったお客様。でも、結局、
ご縁はなかった。

そして最後に、ご縁を頂いたお客様。
ホント、ありがたかった。

ご縁を頂いたお客様と、ご縁がなかったお客様。
この差って、何なのだろうか。

「ツキ」って、とらえてもいいのかもしれないが
そんなに軽いものではない・・・と思う。
結局、この差って日常の行いかもしれない。

スポーツに置き換えれば、日々の努力か・・・。
この世界には勝利の女神は、必ず存在する。

絶対的に、有利に試合を支配していても、
何度も、得点のチャンスを逃してしまう。
これって、勝利の女神から突き放されているのかも。

ビジネスの世界でも同じような気が・・・。
努力は、必ず報われるが、運やツキも必ず存在する。

それを味方につけるには、日々の行いしかないような、
気がする。

う~~~~ん。
前向きに、がんばろう。
また明日から。

2006年3月25日

姉から妹への贈りもの・・・。

今日から、新潟県の上越市(新潟県の下のほう)で展示会を
行っています。
いつもは、県外での展示会なのでビジネスホテルにお泊りですが、
県内なので、帰ってくることが出来ます。

今朝一番のお客様は、その街から少し行ったところにある街の
お客様でした。
お話を伺い、そのお客様にとってどれが一番必要なものなのかを、
私なりに判断して、提案をさせていただきました。

お話を聞いてみると、そのお客様は、長女。
でも、お嫁に行ってしまったのです。

で、実家に残った妹にプレゼントするために、桐たんすを
お求めいただいたのでした。

う~ん。
なんだか、お話を聞いていて感動でした。
I様。
本当に、妹思いでありながら、きちんと姉としての
気遣いを感じました。

本当に、ありがとうございました。

今日、朝、展示会場に向かう車の中で流れてきたFMラジオ。
その話は、野球のWBC(ワールドベースボールクラシック)
そこで、優勝に導いた「イチロー」の貢献度の話でした。

そのバックに流れていた曲が「栄光の掛け橋」?だったかな。ゆず?・・・
この曲が泣けました。

朝から、もう感動でした。

I様。
ホント、素晴らしいお姉さんです。

「届けるまで、妹には黙っていてくださいね・・・」と
一言を残して帰られました。

まだまだ、お若いのに(私くらいかな・・・)
この言葉。そうそう言えません。

とっても、いい家族なんだろうな・・・と、感じました。

これだけでも、ホント、いいご縁でした。

2006年3月24日

人生は続く。

今日、お世話になっている経営者の方の話を聞く機会を得た。
久しぶりに会ったので、一方的に聞いたのだが、
その中で、腹に落ちた言葉があった。

話の流れの中の言葉なので、その言葉だけで判断できませんが
その言葉は、私にとって腹に落ちた感じがしました。

「人生は続く・・・・」

宗教的でも、人生を悟った訳でもありません。
でも、桐たんす屋の三代目という立場でもあり、
職人ではあるが、経営者でもある立場として、
この言葉は、とても響いた・・・

いい年も、よくない年もある。
最高の利益が出た年も、ダメだった年もある。
でも、それで終わらないんですよ。

づっと続くんですよ・・・・と。

うーーーーん。深い・・・・・・。

これって、死ぬまで職人であり、経営者であるってことなのだろう、
と、私は判断した。

今、人生は80年かな・・・
当然、私はこの仕事をずっと続けたいし、続けるつもりだ。

でも、この先、時代は大きく変わっていくに違いない。
その、変化に沿って、それに合った対応なり、準備を
していかなくてはならないと思う。

時代は敏感だ。
たった5年前がウソのような変わりようですから・・・

それでも、人生は続くのですから・・・

う~ん。
今日はちょっと路線が違ってきました。

2006年3月23日

まったく進んでいない・・・。

先日、数年前の展示会でお話したと言う方から、電話があった。
自宅にある、奥様のお嫁入りたんすが壊れて、直して欲しいという
内容の電話だった。

その方のお住まいは新潟県長岡市。
そう、1年半ほど前に起きた、中越大震災の中心となった街だ。

こんなことを言っては申し訳ないが、
もう、その記憶が薄れてきた頃。

我が家も、被害こそなかったが、体験した嫁さんや子供たちは
今だにその恐怖を語る。

でも、今日、桐たんす修理の依頼を頂いたお宅を訪ねたら
中越大震災の傷跡は、まったく直っていなかった。
直るどころか、そのままの部屋が、当時のもの凄さを
そのまま残していた。

表から見ると、復興しているように見える家は
中は、まったく別ものだった。

農機具販売店を営むそのお宅は、3階建てのご自宅と
裏の倉庫の2棟を修理する見積もりは「1億円」だったという。

いまだに、2階の台所からは、水漏れが起きる。
寝室だった3階は、地震が起きた時からそのまま・・・
今は、2階に寝て、やっと3階から修理が出来る段階に
なったという。

地震発生から、約1年半。
復興とは、名ばかりの現状がそこにはあった。

道路を頻繁に行き交うダンプカーは、県外ナンバー。
陥没した道路を直しても直しても、すぐに陥没してしまう地盤。

そのご家庭のお母さんは、ダンプカーが通って、家が揺れるだけで
「またか!」と、恐怖心にかられると言う。

ご自宅の裏は、まだ50~60cmの雪が田んぼを覆っていた。

新潟県の人は辛抱強い。
どんなに辛くても、前向きに頑張って欲しい・・・。

2006年3月22日

今日はちょっと・・・

今日は、あっち行ったりこっち行ったりでバタバタ。
今もお客様とのやりとりで、頭の整理が・・・

で、今日は、弟のブログ「桐の蔵・作業日記」を読んでいただきたい。
今日はこれで勘弁して下さい。

2006年3月20日

今、帰りました。

日曜の早朝に出発した、今回の桐たんすお届け。
一日目は、京都のT様へ。
京都でも小雪が舞い、寒い一日でした。

余りにも、大きなご自宅でびっくり。
本当に、ありがとうございました。

何とか無事、お届けを終え、島根県へ向かいました。
初めての中国道。
スタッドレスタイヤを履いた、新潟県ナンバーの車は
さぞかし、珍しかったでしょう。

早朝、5時に出発して出雲に着いたのは、午後6時過ぎ。
中国地方にしては、余りにも寒い一日でした。

翌朝、出雲のT様にお届けをさせていただきました。
T様ありがとうございました。

帰りは中国道を一直線。
100数十キロ走行で、結構早く新潟の工房に着く事が出来ました。

2日間で走った距離は、2000数百キロ。
昨年、11月に来た車の走行距離は、早くも1万キロを超えました。

うーん。かわいそう・・・

実は、明日も新潟市内へ桐チェストのお届けです。
なかなか、お休みがとれませんが、これもお仕事ですから・・・

でも、事故もなく無事帰ってくることが出来ました。
京都のT様。
出雲のT様

ありがとうございました。

2006年3月18日

京都から出雲の国へ。

土曜日の今日。
桐の蔵はお仕事。

桐の蔵のある周辺は、工場が多いが、そのどれもが
お休み。
今日は、ひっそりとしていた。

明日は、京都へ桐たんすをお届け。
そして、そこから島根県の出雲へ向かう。
初めての中国地方。

早朝、出発だが出雲へ着く頃は夜。
そりゃそうだ。
日本は長い。

先回のお届け先、奈良、橿原市の橿原神宮といい
今回の出雲、出雲大社といい、お届け先は、
神社周辺、それも有名神社が多い。

これも、何かのご縁かな。

明日は朝5時です。
今日はもう、おやすみなさい。

何事もなく、無事に帰って来れますように・・・

2006年3月17日

底が抜けた・・・

桐たんす屋なのに、恥ずかしながら白状します。

昨日、嫁さんが「お父さん~、ねえ、どうしようー」と、帰宅した
私に向かって言ってきた。

何だと思い、居間に行ったら、そこにあった「たんす」の
引き出しのそこが抜け、衣類が抜け落ちていた。

そのたんすは、昔、ショールームで桐チェストとの違いを
見てもらうためにホームセンターで買ったものだった。

「もう、いらないから、おめ、持って帰れ・・・」
と言われ、自宅で子供用の衣類を入れるたんすとして
使っていた引出しが5段の整理たんすだった。

引出しの底が抜ける使い方なんてしていない。
中に入っていたのは、子供用の衣類だ。
で、使ったのはほんの2~3年だ。

まあ、文句は言えない。
だって、桐チェストとの比較品とはいえ、¥9800円だったから・・

そりゃ、出来が違うわ。

でも、こんなんて多いんだろうな。
使ってみて、初めてその気持ちが分かった。

この引出し直らない?と、嫁さんに言われたが、
「もう、やめよう」と、言った。

一応、たんす屋のプライドと言うものがあったから。
(使っていてよく言うが・・)

昔からよく言う、「安物買いの銭失い」
昔の人は、ホントに的を得ていた。

たんすだけではない、目先の安さに目を奪われる。
そんな事って多い。

長く使うものって、良く考えて選ぼう。
後悔しないように。

そう、桑原家の洗濯機が壊れる寸前。
これも良く考えて、銭失いにならないように・・・

2006年3月16日

春の香り。

先日、お弁当にタラの芽の天ぷらがついた。
家に帰ってみると、嫁さんのお母さんが作ったと言う
ふき味噌が、食卓に出ていた。

思わず、「春だな~」と感じる。

春の味覚は、苦味らしい。
少し前に流行った、「粗食のすすめ」(だったかな)で
読んだ記憶がある。

私の嫁さん、結構、こう言った自然食が好きらしい。
別に、ベジタリアンとか、○○主義ではないが、
旬のものを食べた方がいい、と言う。

実は、私も、春の苦味は好き。
もう出始めている、「ふき」なんて最高。
この苦味は、日本人だけが分かる味覚かもしれない。

味覚、嗅覚、触覚は、人間の感覚で最も大切なものって聞く。
我々は、仕事柄、触覚は研ぎ澄まされていると思うが、
味覚と嗅覚は・・・・?だ。

これも、職業柄。

でも、奥様方の味覚はたいしたものだ。
どこそこの、ケーキがいい。
あそこのコロッケは美味い。
あそこよりも、ここがいい! などなど・・・

流行は、女性がつくると思う。
確かに、女性が多い店は、流行っているからね。

桐の蔵のお客様も、ほとんどが女性です・・・・。

2006年3月15日

大きな「とげ」

桐たんすを作る過程で、よく起こるのが「とげ」が刺さる。
木工業に携わる方なら、ほとんどの方が経験しているはずだ。
桐の蔵の親方は、「とげ」が刺さって入院した経験を持つくらい・・

私も、それなりに「とげ」が刺さる経験はいくらでもある。
でも、今日の「とげ」はすさまじかった。

それは、桐の木ではなく、当て木として使っていた杉の木。
「はたガネ」(木工用の道具)を外して、当て木を取ろう
とした時に、その木から出ていた、グサグサとしたささくれに
刺さってしまった。

思わず、「えっ・・・」と思った。

大きな木が指の皮を貫通していた。
これって「とげ」ではない。
小枝が指を貫通している。そんな感じ。

普通の「とげ」のように、引き抜こうと思ったが、
逆に、「とげ」が刺さりそうなので、弟に助けを求めた。

やはり、引き抜くと危険なので、「しらがき」という
桐たんす独特の道具(メスみたいな鋭い刃物)で、手の皮を裂いて
もらい、突き刺さった「とげ」(木の枝)を取った。

長いこと職人をやっているが、こんなこともなかなかない。
その後は、出血と痛みが襲ってくるが、まあ・・・・。

今月は、ケガが多い。
気をつけなくては・・・・・。

2006年3月14日

春なのに・・・。

この季節、仕事中のラジオから流れてくる曲は「卒業」。

先週末は、長男のサッカークラブの6年生の卒団の懇親会。
また、今日は、小学校の六送会(懐かしい響き・・・)が
あったという。

そして、私はと言うと、今日は所属する青年部の卒業式に
参加してきた。

「春なのに~お別れですか・・・」
「春なのに、涙が途切れます・・・」

「春なのに~」
「春なのに~」

この名曲が頭をよぎってしまいました。
そう、私はこの世代です。

卒業っていう響きは何だかいい。
その言葉の裏側には、「今まで本当にありがとう」って言う
感謝の気持ちと、「これからも頑張って下さい」と言う
励ましの言葉の両方が存在しているような気がする。

先に卒業していく先輩達は、自分よりも経験が多く
憧れの存在だった。

社会人になると、学生の頃よりも、先輩後輩の
関係が、なくなるような気がする。

でも、私は体育会系。
そのところのケジメは分かっているつもり・・・。

今日も、色々なところでお別れのパーティが開けれているのだろう。
卒業された皆様、本当にご苦労様でした。

また、これからも宜しくお願いいたします。

2006年3月13日

人、ひと、ヒト、HITO、hito・・・・・・・。

雪。   この時期に大雪。ドカンッと降ってもうおしまいかな・・・


週末は、東京、表参道での展示会。
甘く見ていました。

会場は、数週間前にオープンしたばかりに「表参道ヒルズの
真裏。というか、となり。

それは知っていたのですが、こんなにも人が多いとは・・・

準備は木曜日。
トラックを乗り付けて(無謀だった)準備を開始しても
ヒルズから流れてくるお客様の列。
ホント、切れ間がない。

初日の金曜日は平日にも関わらず、何と!1500人が
桐の蔵の展示会に来ていただいた。

もうパニック。
丁寧な、接客なんて無理。
なにせ、私と弟の2人だけですから・・・

金曜日は始ったばかりなのに、もうヘトヘト。
週末の二日間が思いやられるようでした。

土曜日は快晴。
10時30分の開場を前に、9時30分に開場入り
すると、なんと!そこには、ヒルズの開場を待つ
お客様が、すでに並んでいる。

ホント、怖くなりました。

土曜日は2000人を超えました。
もう、パニックです。

でも、こんな中、お出かけいただいた、横浜のM様
そして、長野からお出かけいただきましたS様
また、町田市からお出かけいただきまましたH様
本当にありがとうございました。

東京ってホント、すごいわ。
つくづく、新潟で生まれ、新潟に住んでいて良かった。
と、感じました。(田舎モノなので・・・)

昔は、東京に出張って言っただけでワクワクしていたのに
今は、早く帰りたいモードになってしまいます。

年取ったな・・・。

でも、展示会場で、地元の人(同じ加茂の人、知り合い)に
2組も会った。

新潟からも、ヒルズに来てるんだな~。
この一つの建物が、街を180度。いや、360度変えてしまっています。

ホント、驚いた3日間でした。
わざわざ、お時間を作ってお出かけいただきましたお客様。
丁寧なお話が出来ず、申し訳ありませんでした。

2006年3月 9日

これから出発です。

今、朝の一仕事を終えて、パンをもぐもぐ中・・・

新潟は快晴。でも、寒い朝です。
これより東京の展示会に向けて出発です。

どんなご縁があるのか楽しみにしながら、それでは
行ってきます。

2006年3月 8日

職人としての生き様

昨日、時間を忘れて仕事。
気が付いたら、夜9時を回っていた。

家に着いたら、9時半。
もう、NHKの「プロフェッショナル」(いつもこのネタですみません)
は後半に差しかかっていた。
急いで、お風呂に入ったが、見れたのは後半の15分だけ。
ホント、残念だった。

見ていた方は、どう感じたのだろうか。
私は、自分自身に置き換えながら後半の15分を見てしまった。

静岡県にあるお宅の、ある一部屋を土壁に塗る仕事。
そのご自宅は、潮風が強く、土壁が乾くまでの工程が難しいと
のことだった。

最初は土壁にムラが出てやり直し。
修理ではなく、一からやり直すのだ。
この時点で、すでに親方の持ち出しになると言う。

2回目は慎重に、慎重を重ねて行う。
しかし、数日後、現場に見に行った職人さんが、髪の毛ほどの割れを
発見した。

施主さんは、これで構わないと言うのだが・・・。

でも、その左官職人さんは、やり直しを決めた。
もう3回目。

そこで、ベテランの職人さんは何日もかかって施主さんに迷惑がかかる。と
言ってもめるのだが、その主人公の職人は、「施主さんはどっちがいいのか」を
考えて欲しいと訴えた。

「割れがあっても、納期通りに終わった方が良いのか」、
「遅くなっても、満足してもらった方が良いのか」

この言葉を聞いて、今の自分の気持ちを恥じた。

こんなところで言わない方が良いと思うが、
あえて恥を忍んで、言わせていただく。

ある遠方の方(新潟から見れば遠方)から、ある方を
会して紹介していただいた、大切なお客様。

婚礼家具としてお求めいただいた高価な桐たんす。
それが完成し、お届けの段階になって、いつもお願いしている大手運送会社
さんに運んでもらうことになった。(ある程度は桐の蔵で運ぶのですが・・・)

お届けする前日、ターミナルで運送会社さんがその桐たんすを
落としてしまったのです。
夜、連絡を受けて、すぐに戻してもらうように指示したのですが・・・

結婚する際に、あつらえた特別な逸品。
婚礼家具。
謝るだけですまされる問題ではありません。

私はその時、「すぐに、修理してお届けします」と言ったのです。
(結婚式はその週で、間に合わせようと思ったのです・・)

後で、考え直して、新しい物をお作りしてお届けさせていただきます。
とお伝えしたのですが、そのお客様は、「これをいただきます」と
言ってくれたのです。

私は、このお客様の言葉に甘えてしまったのですが、この左官職人さん
だったら、お客様はどうしてほしいのか?を真っ先に考えたのではないか?
と番組を見ながら思いました。

一番良いことは、何事もなく喜ばれて納まる事なのですが、
いざ、事が起きたときに、その人間性が出てしまうものです。

職人の作り出すものは、言い換えればその職人の分身みたいなものです。
何がどうあれ、最後まで喜んで満足していただけるものづくりを目指して
いかなければならないと、ホント、思いました。

まだまだ、私は甘い。
この番組を見て、職人としての生き様を感じました。

いいお客様と出会えています。
これだけが、救いのようです。

この番組を見て、つい、私自身の中に思いを書いてみました。


追伸
今週は、東京で展示会です。
会場は、今、一番の注目スポット「表参道ヒルズ」の裏というか
隣と言うか、にある、新潟県のアンテナショップ「表参道・新潟館ネスパス」
です。

どうか、お時間を作ってお出かけください。
私も、表参道ヒルズ、見学に行ってきます。

2006年3月 7日

量と質

先日、長男いさみのサッカーの迎えに行ったとき、
久しぶりにクラブの監督(私より一つ年上)と話す機会があった。

このサッカークラブの練習は木曜日の夜2時間と、土曜日(隔週、月に2回)
の午後2時間。
だから、週に約1.5回の練習日。

それも、監督の仕事の都合や、体育館が使えないことなどで、練習日が
なくなることもある。

かたや、強豪と言われる他のサッカークラブは、週に2~3回の
練習日と週末は必ず試合が入る。
でも、いざ試合となると負けるわけでもなく、勝ってしまう。

そのことについて監督は話していた。

「監督もコーチも選手も、質が落ちてくるんですよ」と・・・

う~ん。名言(私にとって)
少年サッカーの監督も素晴らしい名言を言うものだ。

桐の蔵に置き換えると、親方は残業が嫌い。
早く家に帰って、一杯飲みたいというのもあるのだろうが、
昔から、ダラダラやるな。が口癖。

だから、桐の蔵ではほとんど残業がない。
忙しいときは、土曜の休日を返上して仕事にするくらいで、
残業はなし。

職人さんも忙しい時ってすぐに感じるもので、言わずとも
戦闘モードになってくれる。

もともと手作りの品。
やはり、量より、質を上げていきたいものです。

2006年3月 6日

せっかく、書いたのに。

今、せっかく書いたのに。
ミス・・・
原稿はどこに行った。

結構、気に入ってたのに。
あした、新たなテーマで書いてみます。

今日は、おやすみなさい・・・

すみませんでした。

2006年3月 4日

朝は雪・・・。でも、帰りは快晴。

目覚ましは、朝5時20分に。
先回は、5時にかけたつもりの目覚ましが鳴ならかったので、
入念にチェックして就寝。

今日は、埼玉県、所沢市に桐たんすをお届けに。
洋服たんすと、チェストのセットです。

さすがに今週は、遠距離が多く、疲れがたまっているって感じ。
でも、そんなことは言ってられない。

今朝は、久しぶりに雪の朝だった。
起きて、家を出るときは、数センチ積もった新雪。
それが、土手の道路では、アイスバーンになり、高速道路
では、圧雪になっている。

まだまだ、新潟県は冬かな・・・と感じるとき。

それが、いつものように関越トンネルを越えると、
眩しいくらいの太陽の光に圧倒される。

所沢のN様宅に着いても、汗ばむような陽気だった。
もう、別世界である。

何度も書いてきたが、新潟と関東地方では、冬の気候が
全く違う。
本当に、うらやましいの一言だ。

N様。
朝早くから、お邪魔しましてありがとうございましいた。
とても、いい感じの洋服たんすと、チェストの組み合わせでした。

2006年3月 3日

遅くなって、ごめんね。

3月3日。
言わずと知れた、ひな祭り。

一昨日の夜、桐たんすをお届けに行った奈良の町で見かけたケーキショップ。
そこには、雛ケーキの広告が・・・

そうか、ひな祭りか。と思わず、奥さんに雛ケーキ買って。
とメールしてしまった。

で、今日も、仕事に追われ、なかなか帰れない。
桑原家の、二人の女の子から電話が相次ぐ。
「ねえ、お父さん、何時に帰ってくる・・・」
「うん、8時には帰るよ・・・」

でも、帰れません。

9時前に、さすがに痺れを切らした、長女から早く来てー。
との電話が入った。
もう、仕事は打ち切りです。
ひな祭りくらいはね。

でも、「遅くなって、ごめんね」

明日も、埼玉県に桐たんすをお届けです。
今週は、なんと、名古屋、奈良、埼玉と車の走行距離が
どんどん進みます。

無事に、お届け出来ますように。

2006年3月 2日

奈良県  R様

帰ってきたら雪。  まだまだ、春は遠いかな・・・

 
 奈良県 R様 

ただ今。無事に、奈良から帰ってきました。

この度は、桐たんすお届けに際しまして、私達がやったことでは
ないにしても、ご心配と、ご迷惑をお掛けしまして申し訳ありませんでした。

しかし、この事態にも寛大なお気持ちと、お言葉で私たちに
接していただき、そのお言葉に甘えさせていただきました。
本当に、ありがとうございます。

初めての奈良。
大雨の降る、道中でしたが、日が沈まないうちに着く事ができました。
そんな中、数百年前からそこに存在しているんだろな。
という、素晴らしい景色の中に、そのご自宅はありました。

その門構え、玄関のさりげない花。
そして、細かな心使い。

決して、過大な表現ではありませんが、その一つ一つが、
気持ちを癒してくれるようでした。

明後日に控えている結婚式。
そんなお忙しい中、無理を言って、お届けさせていただきました。
申し訳ありません。

嫁ぎ先である、K様。
そして、R様のお心遣い、本当にありがとうございました。


とり急ぎ、お礼まで。