2006年 3月 の投稿一覧

素敵な方でした。

今、兵庫県西宮市への桐たんすのお届けから帰りました。
出発は、もう4月になるというのに大雪の新潟。
でも、桐の蔵のワゴン車はタイヤを替えたばかりの
ノーマルタイヤ。
何とかなるさ?と雪国育ちの考えで出発したのは良いが、
まだまだ冬の北陸。そこは厳しい現実でした。
圧雪の福井県の県境を何とかクリアしたものの、
滋賀県に入っても、雪は続きました。
ホント、どうなってるんだろう・・・。
で、昨日は何とか無事に宿に到着。
そこでも、小雪が散らついているほど、関西らしからぬ
天気でした。
そして、お届けの今日。
お届け先は、西宮市苦楽園。
そこは、「えっ、何なんだ!この邸宅は・・・」と
田舎育ちの私が、目を見張りほどの立派なお宅が建ち並ぶ
ところ。(となりは有名な芦屋)
その一角に、新築されたH様のお宅にお届けです。
今日が、引渡しで、大安吉日の一日。
玄関を入ると、そこはホント、素敵なご自宅でした。
初めてお会いするH様も、予想通り素敵な方で
無事に、桐たんすも収まり、ホント、ありがとうございました。
詳しくは、「桐の蔵・作業日記」にアップされるかな。
今月は、関西に行くのは3回目。
関西も近く感じるこの頃です。
これからも、まだまだ、関西に行く機会が増えそうです。

正確に、早く、そして楽に。

小雪。 もう車のタイヤ替えたのに。勘弁してよ・・・。
「正確に、早く」は、手作りが主な工場の職人としては、
常に、意識していること。
今日、私が板を張っていたら、職人、横山松雄が来て、
「ハタガネ」この位置だと楽だな・・・。とぼそっと言った。
ハタガネとは、板と板を合わせるときに使う鉄で出来た道具。
これが数まとまるとけっこう重い。
いつもは床に置いて、そこから持ち上げて取って使うのだが、
私は、それだと時間もかかり疲れるので、腰くらいの台上に
乗せて、そこからハタガネを取って使っていたのだ。
「正確に早く」は、どの業界でも、誰でも言う。
でも、そこに、「楽に」が加わる。
「正確に、早く、辛かったら」その作業は長続きしない。
いかに、負担が掛からず、楽に作業が続けられるかが、
いい職人といえるだろう。
一見、たいした事ないような事が、作業の流れのなかでは、
大きく関わってくることが多い。
今使った道具を、どこに置くか。
今あった場所に置くのと、違う場所に置くのとでは、
次の作業に入る時に、道具を探す時間が、違ってくる。
そんな、些細な事なのだが、優秀な職人は、そこにこだわる。
出来る職人は、作業の流れがあり、リズムがある。
一つ一つの、作業は、全て計算されているのだ。
この作業は、この道具をどこに置き、その次の作業のために、
こうしたほうが良い。と、まるで、プロ将棋士のように、
何手も先まで読んで、段取りを計算しているのだ。
その中で、こうしたほうが「早く、正確に、楽に」出来ることが
あれば、すぐにそれを真似する素直さも兼ね備えている。
それが、プロの職人である。
職歴30年以上を数える職人さんでも、常に、勉強なのだ。
「正確に、早く、そして楽に」
これができれば、本当に職人である。

う〜ん、目が痛い。

今月、3月の休日は3月5日の日曜日だけだった。
その日も、工場には2回ほどいって、段取りと、仕事を
少々したのだった。
ホント、3月はバタバタしてしまった。
その影響か、どうか分からないが、今日になって
目が痛い。
もともと視力は0.1以下。
中学3年から眼鏡を掛けだして、もう20年以上も
たつ。
去年は、眼鏡を久しぶりに変えたが、レンズは
そのままだった。
目がかすむし、痛い。
疲れからなのか、どうなのか。
嫁さんは、。一日くらい休めばーーーー。
というが、そんなわけには行かない。
で、今週末も桐たんすをお届けに兵庫県西宮市へ。
う〜ん。目は大事だからな。
とりあえず、睡眠をとってゆっくりします。
明日の新潟県は雪マーク。
おい、どうなってるんだ!

ご縁って・・・・。

昨日までの新潟県上越市での展示会を終えて、
つくづく思った。
人と人のご縁って、ホント不思議だし、ありがたい。
もう少しで、ご縁が出来そうだったお客様。でも、結局、
ご縁はなかった。
そして最後に、ご縁を頂いたお客様。
ホント、ありがたかった。
ご縁を頂いたお客様と、ご縁がなかったお客様。
この差って、何なのだろうか。
「ツキ」って、とらえてもいいのかもしれないが
そんなに軽いものではない・・・と思う。
結局、この差って日常の行いかもしれない。
スポーツに置き換えれば、日々の努力か・・・。
この世界には勝利の女神は、必ず存在する。
絶対的に、有利に試合を支配していても、
何度も、得点のチャンスを逃してしまう。
これって、勝利の女神から突き放されているのかも。
ビジネスの世界でも同じような気が・・・。
努力は、必ず報われるが、運やツキも必ず存在する。
それを味方につけるには、日々の行いしかないような、
気がする。
う〜〜〜〜ん。
前向きに、がんばろう。
また明日から。

姉から妹への贈りもの・・・。

今日から、新潟県の上越市(新潟県の下のほう)で展示会を
行っています。
いつもは、県外での展示会なのでビジネスホテルにお泊りですが、
県内なので、帰ってくることが出来ます。
今朝一番のお客様は、その街から少し行ったところにある街の
お客様でした。
お話を伺い、そのお客様にとってどれが一番必要なものなのかを、
私なりに判断して、提案をさせていただきました。
お話を聞いてみると、そのお客様は、長女。
でも、お嫁に行ってしまったのです。
で、実家に残った妹にプレゼントするために、桐たんすを
お求めいただいたのでした。
う〜ん。
なんだか、お話を聞いていて感動でした。
I様。
本当に、妹思いでありながら、きちんと姉としての
気遣いを感じました。
本当に、ありがとうございました。
今日、朝、展示会場に向かう車の中で流れてきたFMラジオ。
その話は、野球のWBC(ワールドベースボールクラシック)
そこで、優勝に導いた「イチロー」の貢献度の話でした。
そのバックに流れていた曲が「栄光の掛け橋」?だったかな。ゆず?・・・
この曲が泣けました。
朝から、もう感動でした。
I様。
ホント、素晴らしいお姉さんです。
「届けるまで、妹には黙っていてくださいね・・・」と
一言を残して帰られました。
まだまだ、お若いのに(私くらいかな・・・)
この言葉。そうそう言えません。
とっても、いい家族なんだろうな・・・と、感じました。
これだけでも、ホント、いいご縁でした。

人生は続く。

今日、お世話になっている経営者の方の話を聞く機会を得た。
久しぶりに会ったので、一方的に聞いたのだが、
その中で、腹に落ちた言葉があった。
話の流れの中の言葉なので、その言葉だけで判断できませんが
その言葉は、私にとって腹に落ちた感じがしました。
「人生は続く・・・・」
宗教的でも、人生を悟った訳でもありません。
でも、桐たんす屋の三代目という立場でもあり、
職人ではあるが、経営者でもある立場として、
この言葉は、とても響いた・・・
いい年も、よくない年もある。
最高の利益が出た年も、ダメだった年もある。
でも、それで終わらないんですよ。
づっと続くんですよ・・・・と。
うーーーーん。深い・・・・・・。
これって、死ぬまで職人であり、経営者であるってことなのだろう、
と、私は判断した。
今、人生は80年かな・・・
当然、私はこの仕事をずっと続けたいし、続けるつもりだ。
でも、この先、時代は大きく変わっていくに違いない。
その、変化に沿って、それに合った対応なり、準備を
していかなくてはならないと思う。
時代は敏感だ。
たった5年前がウソのような変わりようですから・・・
それでも、人生は続くのですから・・・
う〜ん。
今日はちょっと路線が違ってきました。

まったく進んでいない・・・。

先日、数年前の展示会でお話したと言う方から、電話があった。
自宅にある、奥様のお嫁入りたんすが壊れて、直して欲しいという
内容の電話だった。
その方のお住まいは新潟県長岡市。
そう、1年半ほど前に起きた、中越大震災の中心となった街だ。
こんなことを言っては申し訳ないが、
もう、その記憶が薄れてきた頃。
我が家も、被害こそなかったが、体験した嫁さんや子供たちは
今だにその恐怖を語る。
でも、今日、桐たんす修理の依頼を頂いたお宅を訪ねたら
中越大震災の傷跡は、まったく直っていなかった。
直るどころか、そのままの部屋が、当時のもの凄さを
そのまま残していた。
表から見ると、復興しているように見える家は
中は、まったく別ものだった。
農機具販売店を営むそのお宅は、3階建てのご自宅と
裏の倉庫の2棟を修理する見積もりは「1億円」だったという。
いまだに、2階の台所からは、水漏れが起きる。
寝室だった3階は、地震が起きた時からそのまま・・・
今は、2階に寝て、やっと3階から修理が出来る段階に
なったという。
地震発生から、約1年半。
復興とは、名ばかりの現状がそこにはあった。
道路を頻繁に行き交うダンプカーは、県外ナンバー。
陥没した道路を直しても直しても、すぐに陥没してしまう地盤。
そのご家庭のお母さんは、ダンプカーが通って、家が揺れるだけで
「またか!」と、恐怖心にかられると言う。
ご自宅の裏は、まだ50〜60cmの雪が田んぼを覆っていた。
新潟県の人は辛抱強い。
どんなに辛くても、前向きに頑張って欲しい・・・。

今日はちょっと・・・

今日は、あっち行ったりこっち行ったりでバタバタ。
今もお客様とのやりとりで、頭の整理が・・・
で、今日は、弟のブログ「桐の蔵・作業日記」を読んでいただきたい。
今日はこれで勘弁して下さい。

今、帰りました。

日曜の早朝に出発した、今回の桐たんすお届け。
一日目は、京都のT様へ。
京都でも小雪が舞い、寒い一日でした。
余りにも、大きなご自宅でびっくり。
本当に、ありがとうございました。
何とか無事、お届けを終え、島根県へ向かいました。
初めての中国道。
スタッドレスタイヤを履いた、新潟県ナンバーの車は
さぞかし、珍しかったでしょう。
早朝、5時に出発して出雲に着いたのは、午後6時過ぎ。
中国地方にしては、余りにも寒い一日でした。
翌朝、出雲のT様にお届けをさせていただきました。
T様ありがとうございました。
帰りは中国道を一直線。
100数十キロ走行で、結構早く新潟の工房に着く事が出来ました。
2日間で走った距離は、2000数百キロ。
昨年、11月に来た車の走行距離は、早くも1万キロを超えました。
うーん。かわいそう・・・
実は、明日も新潟市内へ桐チェストのお届けです。
なかなか、お休みがとれませんが、これもお仕事ですから・・・
でも、事故もなく無事帰ってくることが出来ました。
京都のT様。
出雲のT様
ありがとうございました。

京都から出雲の国へ。

土曜日の今日。
桐の蔵はお仕事。
桐の蔵のある周辺は、工場が多いが、そのどれもが
お休み。
今日は、ひっそりとしていた。
明日は、京都へ桐たんすをお届け。
そして、そこから島根県の出雲へ向かう。
初めての中国地方。
早朝、出発だが出雲へ着く頃は夜。
そりゃそうだ。
日本は長い。
先回のお届け先、奈良、橿原市の橿原神宮といい
今回の出雲、出雲大社といい、お届け先は、
神社周辺、それも有名神社が多い。
これも、何かのご縁かな。
明日は朝5時です。
今日はもう、おやすみなさい。
何事もなく、無事に帰って来れますように・・・