月末は、工場内の機械の刃物を交換する日と決めてある。
ほとんどが手仕事の桐たんすづくりも、最低限の機械は使う。
「自動」と呼ぶ粗削りをしてくれる機械や、「手押し」と呼ぶ、板を合わせるときに
使う機械など、機械と言えばそんなものなのだが、一月間、ずっと使っていると
当然ながら刃物は切れなくなってくる。
そうすると、刃物を研磨に出して新しい刃物に交換するのだ。
それが、桐の蔵では機械にもよるが、一月に一回の割合でおこなっているのだ。
この刃物交換。私は苦手・・・
和歌山にいた時の修行時代からやっているが、その頃は、結構、新しい機械が
多かったので、刃物の交換も、それなりの道具があって、スムーズに出来た。
しかし桐の蔵の機械は、ほとんどと言っていいほど古い。
それも、半端ではなく古いのだ。
1台の自動なんか、私が生まれる前からある。
小さい頃のからの遊び道具だった。
ハンドルを回して遊んでた記憶は、自分でもはっきりあるくらいだから・・・
そんな機械の刃物の交換なんて、ほとんど勘みたいなもの。
刃の出具合なんて、手で触って確かめて、ちょっと出てるかな?なんて具合。
まあ、この段階では精度は要求されないのでそれでも良いが、
精度が必要な場合は、この機械は使えない。
でも、ホントよく持つ機械だ。
結局、数時間で、4台の機械の刃物を交換した。
でも、刃物交換のような細かい作業は弟が得意。
ちょっとやっただけで、すぐに完璧に交換してしまう。
昔から、ラジコンなんて組み立てるの上手かったから。
弟の作業日記の話題は今日はこれかな?
まだ読んでないのでわかりませんが・・・
誰にも、得意、不得意があるからいいんだけど・・・
でも、ホント、昔の木工機械ってこわれないんだな。