2006年1月27日

初めての体験

昨日、長男いさみのサッカーの練習のお迎えに、仕事を途中で止めて
直行した。

サッカーを終え、車に乗ったら「ぼく、今日、手切った・・・と」

えっ、大丈夫?って聞いたら、手を見せてくれた。
絆創膏が貼ってあって傷口は見得なかったが、後でお風呂に入って見せてもらったら
パックリ割れていた。
学校で図工の時間に、初めて版画をやっていて彫刻刀で、ブスっていたらしい。

たんす屋さんの子供が彫刻刀で手を切るなんて・・・

なんて、言ってしまったが、刃物の使い方なんて教えていなかったし
刃物さえも持たせた記憶もないくらい。

私達の子供の頃も、鉛筆をカッターで削って、なんて事はあまりしなかったし
今の時代は、尚のこと、経験も少ない。

今でこそ、「刃物の前には手を持っていかない」
なんて、職人として当然の事を言えるが、私もノミで手を切ったりなどは
ちょくちょくある。

だから、手を切らずに上手く出来るよりも、手を切って、その痛さを感じて
どうしたら切らなくて済むか。を体で覚えた方が良かったと思う。

今回の件は、痛いとは思うがとっても良い経験だった。

またまた、NHKの番組「プロフェッショナル」の話になるが、先回の火曜日の
特集だったパティシェが言っていた言葉は、思わずメモってしまった。


「最初から簡単にできてしまうと、その後、努力をしなくなる」(杉野さんだったと思う)


もう、名言だ。(今の私にとって)
現場で通してきた人だから言える、ホント、名言だと思う。

初めてやる事って、不安だし、失敗もある。
でも、それが出来ると次ぎに進めるし、また一つ成長する。

こどもの彫刻刀の使い方も、大人の仕事も同じだ。

明日からは、新潟市内での展示会。
失敗あるだろうが、長い目で見て、成長できればと思っている。

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