これから、たんす組合の青年部の忘年会。
国の伝統的工芸品に指定されている「加茂桐たんす」には組合がある。
歴史も古く、重鎮達がいっぱいいる少し近づきにく存在。
その組合の跡継ぎ達の集まりの忘年会である。
この青年部は、春の総会と夏の夏忘れ、そして忘年会の3回のみ集まる会だ。
同業者ということで、集まれば結構、情報交換はするが、そこはやはり同業者・・・
でも、気心知れた仲間達で、居心地は悪くない。
全国、どこの伝統工芸産地も売上げ不振で、同じ悩みを抱えているのが
現状だと思う。
そんな中、どうやったらこの先、次代へと伝統技術を伝えていけるか、
日々考え、次の手を打っていこうとしている。
そんな真剣な話し合いは、忘年会の席では全く話し合われませんが、
各工場の跡継ぎ達の頭の片隅には、絶えず、そういったことがインプットされている
事を願いたい。
私達の最終的な目的は、次代にも、お客様から喜んでいただけるような作品が
作れるように、工房を存続させていく事だと思う。
創業者である祖父の桑原松太郎氏の思いも、それと同じだと思う。
よく、母が言う。
「お祖父さんが作った工場だ」と・・・
お陰様で私にも2人の息子がいる。
その子達に、私の跡を継がせるという事は、今はまだ考えられませんが、
親方である父から私が跡を自然に継いだように、今はまだ小さい息子達も
そうなるのだろうか。
ちょっと重くなってしまいました。
時間なので、忘年会に行ってきます。
でも、私の住む町は小さな町。
会場も自ずと決まってくる。
今日もいつもの店。
あ~あ、また同じ料理かな。