2005年 12月 の投稿一覧

一年の終わりに。

今日で今年のお仕事が終わりました。
今年も一年間、無事に過ごせましたこと、ありがとうございました。
今朝は、朝、4時に自宅を出て、仙台まで桐たんすをお届けに。
午後からの大掃除に間に合うように、ダッシュで帰ってきました。
工房に着いたら午後1時前。
なんとか間に合いました。
午後からの大掃除は隅々まで、埃を払い、木くずを丁寧に掃除します。
また、機械は埃を払い、オイルを丁寧にくれます。
ここまでで約2時間。
体は埃だらけ、手は油だらけ。
これで1年が終わったという感じです。
お隣や、周りの工場ももうお休み。
今の時間は、ひっそりと静まりかえっています。
明日から1月4日まで、桐の蔵はお休みですが、
じっと休んでいられない性格ですので、工房には顔を出しているでしょう。
本当に一年間お世話になりました。
良い年をお迎え下さい。

今年一年を振り返って

今年一年の桐の蔵のお仕事は明日でおしまい。
あっという間の一年間でした。
ホームページで日記を付け始めてからもうすぐ2年。
今年の10月には、このブログに引っ越しをしました。
振り返ってみれば、私のような未熟者が偉そうに好き勝手な事を書き、
能書きを垂れていたこのブログを、それでも毎日のように読んでいただく方、
時には、厳しいお叱りを受け、時には「楽しみにしてます」と言われるなど、
多くの方々から様々な反応をいただくことができました。
私の感じていることを文章にすると言うことは一種、裸で外を歩いているくらい
恥ずかしいことでもあり、伝えたい事をそのまま伝えられなかったり、
表現力の乏しさを実感したりの連続でした。
桐たんすづくりに対しては、職人さん全員が大きなケガもなく、順調に過ごせることが
できましたし、8月の決算では、過去最高の出来を達成することができました。
これもご縁を頂きましたお客様、おひとり、お一人のお陰です。
改めて、ここでお礼を言わせて下さい。
「ありがとうございました。」
2006年、来年も特別な事は何一つありません。
ありのままに、ひとつ一つ、地道に、教えを守り、
しかし確実に前進して行くつもりです。
明日は、最後の桐たんすをお届けに仙台まで。
雪の高速道路をダッシュで日帰りです。
今年最後のお届けを無事に終えて、今年最後のブログを書きたいと思っています。
まとまらない、振り返りになってしまいました。
今年も一年ありがとうございました。
追記
  桐の蔵作業日記、復活しました。
  こちらも宜しくお願い致します。

メリークリスマス

全国的なニュースでも伝えていた大停電は、県内の新聞報道によると
31時間ぶりに全面的に復旧したそうだ。
一昼夜、真冬の寒さに耐えた家庭がかなりあった。
昨今は、オール電化の家も増え、その家庭の状況が生々しく新聞に載っていた。
「便利を追求した結果」だというが・・・
私の友人が今年、新築した家は薪ストーブで何事もなく過ごせたという。
確かに最近は、薪ストーブのある家庭は増えている気がする。
桐たんすをお届けするご家庭でも見かけることは多い。
でもここのところ新潟県は災害が多い。
昨年の水害に始まって、地震、そして停電。
天災はいつやってくるか分からない。
今日は、クリスマスイブ。
今日くらいは、何事もなく、平和で過ごせますように。
追記
   寿命か大停電の影響か、桐の蔵のメインのパソコンが壊れてしまいました。
   桐の蔵・作業日記は数日、お休みさせていただきます。
   また、お問い合わせやカタログのご請求も遅れる場合がございます。
   お急ぎの方は、お電話又はFAXにてご連絡いただければ幸いです。

寒いプレゼント

全国ニュースでも取り上げられているように、新潟は今朝から大雪。
朝は、凄まじい光の雷で起こされ、一面、大雪だった。
そして、工房での仕事が始まった8時半過ぎ、突然、電気が消えた。
停電・・・
いつもは、数分で回復するが、今回は一向に回復の兆しがない。
数年前、桐の蔵の工房の前の電柱に雷が落ちた記憶が蘇る。
桐の蔵だけかと思い、外に出て周りを見回すが、どうやらこの辺一体も
そうらしい。
自宅のかみさんに電話すると、自宅も停電。あとで知ったが、新潟市を含め
広範囲で大規模な停電だった。
冬の停電は辛い。それも外は大雪。
桐の蔵の作業は、比較的手作業が多いが、それでも電気がないと作業に
支障がでる。ましてや、大雪のため暗く、気温が下がっていくのがすぐに
感じ取れた。
この中、私は再生たんすをお届け。
近所だったが、そこも停電。
古いたんすを今風のデザインのチェストに再生し直したもの。
とってもかわいいI様、ありがとうございました。
帰りにコンビニに寄っても真っ暗。
コンビニが暗いって、本当に変。事件に巻き込まれたような錯覚に陥った。
しかし、電気がないって本当に何にも出来ない。
近くの会社は、仕事を切り上げて終了した会社もあった。
やっと探し当てた石油ストーブで暖をとり、昼食を取っていたらピカ!
電気がキターーーーーー。
これで何とか仕事が出来る。
午後は、電気が止まったり付いたりの繰り返し。
でも何とか、仕事を終えた。
県内にはまだまだ、停電しているところがある。
この余波は意外なところにもあった。
夕方、一本の電話。
ケーキ屋さんからだった。
「明日ご予約のケーキですが、工場が停電しているため、お渡しが遅れます。
申し訳ありませんが、夕方から夜にしていただけませんか」との電話だった。
明日からのクリスマス商戦。
ケーキ屋さんにとっては、死活問題。
新潟県にとっては、辛いサンタのプレゼントになりそうです。
追記
   停電中の作業が桐の蔵・作業日記で見れます。
   桐の蔵のトップページからどうぞ。
   https://www.1kirizo.com/

温泉旅館

先日から、温泉旅館さんとのご縁が続いている。
全くの偶然なのだが、桐チェストの温故創新シリーズが県内の温泉旅館の
什器にピックアップされたり、今回は、高級旅館のおかもちの依頼があったり。
(これも作業日記に詳しく書いています)
こんな業界から依頼があるとは・・・
でも、桐の軽さをある方は認めてくれていますし、桐の蔵独特のデザインが
その旅のイメージにあったりと、声がかかったのは素直にうれしい。
今は、陶芸のお店に置くという、低いチェストを作っているし、
以外と、お店で使ってくれる方も多い。
それは、やはり既製品にはない、オリジナルのデザイン。
よくお客様に言われるのは、デザイナーがデザインしたいかにもと言った家具
ではない。と言われる。
そりゃそうだ。桐の蔵の作品は、全て私達のデザイン。
プロのデザイナーに頼んだりしない。
現場の声と、お客様の声から生まれるデザインなのだ。
だから、どちらかというと、野暮ったい。
デザイナーさんのように、シンプルで尖ったようなデザインではないのだ。
地元の同業者の中でも、最近は、桐の蔵のデザインによく似たものも見かける。
それは、それでしょうがないことなのだが、そのまんまマネはやめて欲しい。
でも、デザインだけでは絶対にダメだと思う。
そこには、職人さんの思いと、工場のミッションが絶対いる。
長く使い続けていけるものだからこそ、デザイン以上に大切なものが
あるのです。

年末ですが・・・

桑原家では、子供達がもう早帰り。
学校の給食も今日で最後とかで、完全にクリスマスモード。
新聞に折り込まれる、おもちゃ屋さんのチラシを見ては、これ!これ!と
催促の毎日。
桐の蔵の工房では、年内までのお届けのたんすやチェストの追い込みに追われる。
ここ数日の大雪で、お届けしてくれる運送屋さんのトラックも時間通りには
とってもいかない。
何せ、2日間も高速道路がストップ。
県内のある地域では、生活物資も滞っているとか。
どこの会社でも今の時期は、押し迫っていてバタバタだと思う。
これを乗り切ると、少しの間、ホッと出来るお休みがくると思うと
がんばって働かなければ・・・
でもお正月は、ゆっくり休めた試しがないし、私は仕事していた方が
あってるみたいだ。
今年もあと少し。
もう、そんな言葉が似合う頃です。

指が・・・

土曜日の朝、工房はお休みだが、特注で作った「桐のテーブルとベンチ」(作業日記参照)
のお届けがあるので、家を出用とした時。
たくさんの荷物を車の後ろの席に置き、それでも右手に荷物を持っていたのに、思わず、車のスライドドアを閉めてしまった。
その先にあるのは、「右手」
ぐしゃ・・・
見ると、人差し指にスライドドアの跡がくっきり。
そして、指が・・・
最初は何が起こったか分からなかった。
かみさんが、ゴミを出していたので助けを求め、何とか家の玄関まで。
骨折してるかな?と思いつつ、出血しだして、貧血気味になってくる。
横になって、痛みをこらえてると子供達が大騒ぎで寄ってくる。
でも、これから新潟市までお届けに行かなくては、時間がない。
傷みをこらえ、とりあえず指にカットバンを貼って運転する。
もう、意識はもうろう。
車の扉に指を挟むなんて、何十年ぶりだろう。
かみさんには、午後から病院いってね、と、釘をさされる。
空腹の上、ホント、寒いので指先は血の気がなく、冷たい。
運転を弟に代わってもらって、やっと桐のテーブルとベンチをお届けしてきた。
その後、一日中、痛みが引かず、夜のお誘いをキャンセル。
今日は、だいぶ良くなってきたが、傷は生々しい。
その日は、他に、タイヤを替えるジャッキの棒が足に落ちてきたり
踏んだり蹴ったりの一日だった。
何かの罰かな・・・
行いは良くしなくては。

桐の蔵・作業日記

私の弟、鈴木進が私に対抗して日記を始めた。
その名も「桐の蔵・作業日記」
私の仕事は現場一般(板組や、仕上げも手伝うし、何でも)やるが、
彼はたんす職人としては花形の組み立てや、古い桐たんすの再生が中心。
その彼の作業現場を克明に記した日記だ。
桐の蔵のトップページから入って行って下さい。
https://www.1kirizo.com/  
スクロールして中程に作業日記があります。
桐の蔵のトップページを「お気に入り」に追加していただければ幸いです。
仕事が休みの日や、展示会に出かける時など、更新出来ないときがあると
思いますが、私同様、かわいがってやって下さい。
ありがたいことに、展示会でも多くのお客様から日記読んでいます。と
言われて、恥ずかしいやらです。
「三代目・奮闘記」と「桐の蔵・作業日記」
今後とも、宜しくお願い致します。

何のために

「何のために仕事をするのか」
「何のためにお金を稼ぐのか」
「何のための人生なのか」
昨日、商工会議所で有名な講師を招いての講演会に行って来た。
講師は、私よりも若い36歳
今は、レストランやバー、レストランウエディングのプロデュースを行う社長。
話の内容は、人との出会いやご縁こそが大切だし、それこそが財産だという
話から始まって、若く希望の持てなかった頃に、運命のごとく出会った師との
修業時代。
そして、その師から教えてもらった生き様。
一時間半の講演会があっという間でした。
特に講師の先生が言いたかったことは、自らの人生は「何のため」の人生なのか
を明確に自分の座標軸のように持ちなさい。と言うことだったのだろう。
それが決まれば(見つかれば)迷いはないし、進む方向もはっきりと見えてくる。
他人と比較されることもないし、することもない。
ましては、良い悪いもない。
この先生は、18歳の時に師からこういうことを気づかされて、今までの18年間
自らの「何のために」を生きてきたのです。
人間は弱い生き物です。
でも、でも、って言い訳言って、すぐ出来ることを先延ばしする。
出来たら、「でも、でも星人」にはならないで欲しい。と言っていました。
自分の生きる目的が見つかっている人って、なかなかいないと思う。
そのスイッチが入る時、入るように、毎日、毎日、頭と体に汗をかいて
必死にがんばって行こうと思いました。
「中村文昭」さん
この人からたくさんの素晴らしいものを頂いて帰りました。

底から冷えてくる

昨日、工場で会議をしている最中に降り始めた雪。
今年一番の寒さです。
今は、雪は降っていないものの、ガリガリに凍った雪は道路に
散らばっています。
桐の蔵の工場の機械場は、床がコンクリート。
午前中は、ずっと機会場で仕事をしていたので、足下からジンジンと冷えてくるのが
分かった。
私は極度の寒がり。
恥ずかしながら言うと、靴下は2枚重ね。作業ズボンの下はタイツ。
それも先輩の靴下屋さんが作る絹のタイツで、2枚になっているあったかタイプ。
当然ながら工場は暖房してあるので上半身は3枚着込んで十分。
でも、今日は足下が寒い。
時折、車の屋根に山ほどの雪を積んで走っている車を見かける。
山沿いは、この時期にしては早い大雪らしい。
スキー場も半月ほど早いオープンだそうで。
その関係者はホクホクとか。
でも、新潟県はこれからほっといても雪。
正直、雪は山だけ降ってくれればいい。
そんな思いです。