2005年10月26日

「太陽と気温との戦い」

久しぶりの晴れ。こんな日を秋晴れ(もう冬に近いけど)と
言うのだろう。

今までずっと雨模様の毎日で、我が家では、毎朝ファンヒーターが
ついている。
こんな天気の日を逃すまいと、塗装待ちの古いたんすの塗装を、太陽のもとで行った。

開始は午後1時。
太陽が陰る、午後3時過ぎまでに何とか2本半の桐たんすの色を
塗らなければならない。

開始の午後1時の気温は約18度。
直射日光が当たり、塗装には最適の天気だ。
これが3時過ぎまでもってくれればである。

今回の古いたんすの塗装は、との粉塗装。
との粉とは、粘土質の土で、それを砕いて水を混ぜ、染料を加えた
液を刷毛で塗っていく、水性塗装だ。

これにはある程度の温度と、風が必要。
また湿気があるといい色が出ない。

いつもは、温度を一定に保つ部屋でストーブと扇風機をつけながらやるのだが、その部屋は今井君が使用中。
なので、太陽の下での作業だ。

気温が下がらない2時間で終えなければならない。
失敗はもちろん、段取りが悪いと時間内には終わらない。
来客や、電話は一切禁止。

刷毛に全神経を集中し、五感を研ぎ澄ませなければならない。
桐たんすの塗装は、全てそう。
これが太陽(気温)との戦いなのだ。

でも、お陰様で太陽はずっと出ていてくれ、気温が下がりかけた
3時半には終了。
太陽さんのお陰で、いい色が出ました。

私が小学生の頃、、自宅前の工場で、父が天気の良い日に
こうして太陽の下で塗装していたのを思い出す。
昔は、こうして仕事してたんだなぁーと。

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