「桐と汗の関係」
こうも気温が上がって暑くなってくると汗をかく。
それも、必死に仕事をしているので、自然と汗が出てくる。
それは自然なこと。でも、それが桐に付いたりすると、触ったところが後で赤く変色してくる。これは少し、困る。
だから職人さんは、本当に気をつかって仕事をします。
手も汗をかく、でもその汗をかいた手で桐を触ると、後で
その部分が赤くなってくるから、一回、一回、汗を拭いてから触ったり、手袋をしたりして、本当に気をつかう。
とても「汗をかくな」なんて言えないので、「こまめに汗拭いてね」って言っているが、それも可愛そうになってくる。
ほんの一ヶ月くらいなのだが、その事をおろそかにすると
後で、大変なことになってしまう。
桐と汗の関係は、とても気を使う厄介な関係なのだ。