2005年7月12日

「再生たんすをお届けに」

今日も、午後から再生たんすを2軒のお宅にお届けしてきた。
一本は、三つに重なっている三つ重ね言うタイプ。
もう一般は、ニつに重なっている二つ重ねと言うタイプだ。

この二つ重ねのたんすは、相当古くて、引出しの前には
丸い大きな鍵が付き、角なんかも隅金具がたくさん、
そして、両側にも、持ち手の金具がいっぱいついた
たんすだった。

最近は、このタイプのたんすが多い。
古いから、手間もかかるが、この金具の多さはすごく大変。
錆びているので、取る時から気をつけて取らないと、
壊れれしまう。

丁寧に取った金具は、きれいに錆びを落とし、色を塗って仕上げる。
この作業が、本当に手が掛かる。

一言で言えば、たんすも再生、金具も再生なのでが、金具だけで、
丸々、3日は掛かる。それも、かかりっきりで。

でも、出来上がったたんすは、本当に立派になる。
さび付いた金具は、黒く塗られ、本当に新品だ。
それが、新しくなった桐たんすと相まって、いい風格さえ
感じられる。

今日のお客様も喜んでくれた。
これが、職人にとっても唯一の、喜びだ。

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