2005年7月30日

「真夏日」

久しぶりに工房の中の気温が40度に近づいた。
さすがに職人さん達は汗をかきかき、カンナを引っぱっていた。
2階建ての建物の2階はさすがにキツイ。

同じ建物でも一階はまだ涼しい。
仕上げの今井君とその隣の私は、暑いけれど比較的楽だ。
だから2階から降りてくる職人さんには、涼しくていいと良く
言われる。

やっと夏が来た言う感じだ。
今晩から雨がまた降るとか。

明日は、海にでも行こうかなと考えていたがダメかも。
今日は、土曜日だから工房の周りの会社は休みで静か。

私も早く帰って、冷たいビールでも飲もう。

2005年7月29日

「弟に2人目が・・・」

昨日、弟に2人目の赤ちゃんが誕生した。
なんと、2人目も男の子だった。

上のお兄ちゃんの名前は「天海」(あまみ)
男の子だけど、すごい名前。
色白で可愛い。

2番目の子の名前はまだないが、なんて付けるのだろう。

それで、弟は天海ちゃんと一緒に、実家に来ている。
桑原家は、4人の子供と天海で計5人。
けっこうすごいらしいが、今だ、5人が揃ったところを見ていないので
実感がない。

母は大変らしい。
でも、今は夏休み中なので子供たちは一緒になって遊んでいる。

弟の奥さん(まさえちゃんは)まだ病院だから、当分は
この生活が続く。

まるで保育園みたいだ・・・

2005年7月27日

「新潟は涼しい」

ニュースでは、関東や関西はものすごい気温で、
真夏日が続いている。

でも、新潟は梅雨明けしたというのに気温が上がらずに
涼しい。
朝、ラジオ体操に行くときなどは、少し寒いくらいだ。

こんな調子だと、仕事するにもいいな。
と話していたら、かみさんに、「夏らしくない」と言われた。
やはり、夏は暑くないといけないらしい。

明日は、土用の丑の日。
うなぎもなんだが、高いと聞く。
居酒屋さんを営む友人は、明日のお客さんの入りを
期待していた。
ここも、暑いと売上が違うのだろう。

桐の蔵の工房に2階は、今のところ平和。
気温40度に達する日はまだなく、仕事がはかどる。
さすがに40度になると、2階に行くのはイヤになるが、
まだ大丈夫だ。

こんな日ばかりが続くと、経済にも影響が出るのだろうが、
内心、このままでもいいと思っている。
でも、まだ今日は帰ってビール飲もう。と言う日はあまりない。

2005年7月26日

「道具が欲しい」

弟の進の使っている、カンナやノミなど職人の命とも
言うべき道具が古くなってきた。

彼の道具は、職人の横山さんから譲ってもらったものなども
多く、かなりくたびれてきている。
当然、たんすの出来は、道具の良し悪しによっても
左右される。

職人の小池さんの道具は素晴らしい。
どれも、見ただけでも切れそうな感じが伝わってくる。

道具を粗末にする職人や、道具に興味がない職人はの腕は
仕事を見なくても、察しがつく。

道具を大切にする人や、道具に興味を寄せる職人は
腕がいい。

桐の蔵の親方は、道具にはお金をかけてくれる。
他の工房はどうか知らないが、職人の道具の要求には
以外とすぐに応えてくれる。

近々、道具屋さんが来るらしいが、カンナやノミを作る職人も
少なくなったという。
いい道具も自ずと少なくなる。

職人の小池さんは言う。
「カンナ買うから来て」というと、まともなカンナがないらしい。

「カンナ見せて」と言って、持ってきた中から選ばないと
ダメらしい。

さすが、ベテラン職人である。

2005年7月25日

「ラジオ体操が始る」

週末は、一年ぶりに金沢での展示会。
たくさんのお客様にお出かけいただきありがとうございました。
毎年来ていただけるお客様や、お求め頂いたお客様、この日記を
お借りして御礼申し上げます。
ありがとうございました。

金沢なので、新潟から3時間半ほど。
帰ってきても、子供たちはまだ起きていた時間だった。

そうだ、もう子供たちは夏休みなのだ。

今朝も、早くからざわざわ。
夏休み恒例のラジオ体操が始ったのだ。
去年は、次男のたくみ君をベビーカーに乗せていったのを思い出す。

私は、展示会の疲れでラジオ体操はパス。
代わりに、かみさんに行ってもらった。

昨年、久しぶりにやって気が付いたが、ラジオ体操って、
この年になると結構いい運動。
無理なく出来るって感じだ。

朝も、すがすがしくて以外と新鮮だった。
明日からは、また一緒に行ってみよう。

2005年7月21日

「歩いてくる」

京都や大阪では、34度や35度といったニュースを聞いた。
今からそんな気温だとぞっとする。
新潟はここ数日、気温もそんなに高くなく、比較的過ごしやすい。

でも、新潟だけまだ梅雨明けしていないらしい。

梅雨が明ければ新潟も夏がくる。
例年どおり、工房の二階は気温40度を超え、汗だくになって
かんなをかける、そんな日も遠くない。

そうなると職人さんの夜はビール。
これしかないようだ。

今日から、職人「横山松雄」が徒歩通勤を始めた。
毎年、数日徒歩で通ってくる。

その原因は、太りすぎ。
歩いて、少しでも瘠せようと言う。
歩いてかかった時間は45分。
同じ町にある自宅からだ。

工房に着いたときには、汗だくだった。
疲れて仕事にならないとも思うが・・・

まあ、一週間位かな。
無理しなければいいんだが・・・

2005年7月20日

 「長期滞在型のホテル」

何とか探してもらった2日目のホテルは、看板に「長期滞在型」
と書いてあった。
ここに、本当に長期に泊まる人がいるのかと思う。
それ位、さびれていて、古く、きれいでないホテルだった。

それでも満室。
空いてませんか、の電話もひっきりなしにかかってくりる
そんな日でした。

私たちは覚悟を決め、いざ中へ、エレベーターは大丈夫かと思うほど古く、着くと「がたん」と揺れて止まる。

廊下は昭和の感じ。
部屋も暗い。
ユニットバスだが、シャンプーなどはない。
固形石鹸が一個である。

疲れなんてとれない。

とりあえず外で食事を済ませ、戻った。
弟は、一階のロビー?にあるマンガを読みに、私は仕方なく
テレビでバレーボールを見る。

結局、睡魔に追われ、そのまま寝てしまうが、
朝、起きたらすぐに、荷物をまとめて相当早めだが、ホテルを出た。

いやー、すごいホテルだった。
今となっては、いい思い出である。

2005年7月19日

「仙台での展示会を終えて」

週末は仙台での展示会。
むしむしする日々にも関わらず、たくさんの出会いがありました。
お出かけいただきました多くのお客様、お求めいただきました
お客様。本当に」ありがとうございました。

この時期、仙台は「ベレーボールワールドカップ」の開催地。
直接、街を歩いていると変化はないんだが、そこ、ここで
盛り上がっていたようだ。

金曜日、準備を終え、ホテルに着くと予約してないと言う。
そんな・・・3月に予約しているのだが。
実は、ぞの一週間前に予約してあったとの事。
一週間ずれて予約してしまったのだ。

その日は何とか、ホテルに泊まれたものの、次の日は空いていないという。そこで、フロントの方に、空いているホテルを探してもらうことに。

どこか取れると、気軽に考えていたら甘かった。
三連休と、バレーボールワールドカップ。
仙台のホテルは全て、予約で埋まっていた。

キャンセル待ちまでやってみたのだが、出ない。

やっとのことで、フロントの方が探してくれた一室。
ベットと、ソファーベットの付いたシングル。

しょうがないと思いつつ、その日の仕事を終え、ホテルへ。
これが、今までには経験のないすごさだった。

2005年7月14日

「梅雨明けは」

7月に入ってから雨の日が続いている。
梅雨だから当然なのだが、久しぶりに、梅雨らしい梅雨と
いった感じだ。

朝、晴れていたら突然雨が降ったり、晴れたり。
どうもそらがハッキリしない。

そうなると、日ごろ、使う道具も湿気を帯びて、狂ってくるし、
機械のすべりも良くない。
紙もしっとりとしてくるくらいの湿気だ。

梅雨明けは、いつ頃なのだろうか。
昨年は、大雨の後、一転して猛暑だったような気がする。
今年は、梅雨入りが遅かったお陰で、未だに、涼しい。

このままいくのだろうか。
明日からは、久しぶりの展示会で仙台です。
どんなご縁があるのか楽しみです。

2005年7月13日

「創業の精神」

桐の蔵の前身、桑原たんす店は、私の祖父がその弟と2人で
立ち上げた工房。

祖父は独立する前は、老舗のたんす工場の工場長だった。
その頃のことは、まったく知らないが、父から聞いていた。

祖父は、私が高校のとき、75歳という年齢で他界した。
創業の頃の苦労したであろう事などは、私は知らないが、
つくづく、最近どんな気持ちで創業したんだろうと思ってしまう。

私たちの町は、たんすが地場産業の町で、至る所にたんす工場
がある。
今でこそ、少なくなったがその頃は数百もの工場があったという。

独立、創業するにはそれなりの覚悟があったに違いない。
そして、それ以上の野望もあったと思う。

祖父が築き上げた伝統や技術は、父から私、そして弟へと受け継がれていく。それが、桐の蔵の歴史となって、また、次代へと受け継がれていくのだ。

創業者である祖父が、今、ここにいたらどんな話をするのか。
ふと、そんなことを考えてしまう。

2005年7月12日

「再生たんすをお届けに」

今日も、午後から再生たんすを2軒のお宅にお届けしてきた。
一本は、三つに重なっている三つ重ね言うタイプ。
もう一般は、ニつに重なっている二つ重ねと言うタイプだ。

この二つ重ねのたんすは、相当古くて、引出しの前には
丸い大きな鍵が付き、角なんかも隅金具がたくさん、
そして、両側にも、持ち手の金具がいっぱいついた
たんすだった。

最近は、このタイプのたんすが多い。
古いから、手間もかかるが、この金具の多さはすごく大変。
錆びているので、取る時から気をつけて取らないと、
壊れれしまう。

丁寧に取った金具は、きれいに錆びを落とし、色を塗って仕上げる。
この作業が、本当に手が掛かる。

一言で言えば、たんすも再生、金具も再生なのでが、金具だけで、
丸々、3日は掛かる。それも、かかりっきりで。

でも、出来上がったたんすは、本当に立派になる。
さび付いた金具は、黒く塗られ、本当に新品だ。
それが、新しくなった桐たんすと相まって、いい風格さえ
感じられる。

今日のお客様も喜んでくれた。
これが、職人にとっても唯一の、喜びだ。

「七夕のお願い」

次女のゆうちゃんが、先日、小学校で作ったという七夕のたんざくを
持って帰ってきた。

部屋に置いてあったたんざくを見つけた私は、ゆうちゃんに聞いた。
「何お願いしたの?」と・・・

「お金持ちになれますように」・・・

小学校一年生の女の子のお願いとは思えないほど、
現実的なお願いだった。
普段はそんなことをまったく言わない子なのに。

普段の父の会話を聞いているのだろうか。
かみさんは、そういっていた。
子供の前では、変な会話は出来ないな。

でも、この子はホントにユニークな子だ。
学校の担任の先生からは「天真爛漫」と言われているらしい。
親としては、このまま育って欲しいとも思っている。

2005年7月 8日

「泳ぎは苦手」

先日、子供の個人懇談から帰ってきたかみさんが、
2人の子供には、水泳だけがんばってと言われた。といっていた。

長男と長女だ、
2人は、4年生と3年生だが、長男は7メーターしか泳げないと
自信なさげに言う。
前は、泳げたように思うのだが。

休日にプールでもと思っているが、休日は展示会や配達が
あり、そうも行かない。
かみさんは、1歳の次男がいるのでプ-ルどころではない。

今の小学生って、スイミング習っていたりして、すごく泳げるみたい。

明後日は休みなので、プールでも行ってみようか。

2005年7月 7日

「デザインがマネされる」

先日、展示会にお出かけいただいたお客様から、
「このチェスト、○○のお店にあったよ」と言われる。

私たちの作品は、他のお店には卸してないし、同じモノは
ないと思うのだけれど・・・

家具業界では、「あの商品が売れている」という噂が広がると
すぐにデザインが真似される。
家具は商標登録が難しいと言われるが、そこを良い事に
メーカーはすぐに似たような商品を作ってくる。

私たちがデザインした、一鉄のロングの金具や、キリモニのデザインなどは、地元の同業者でも似たものを作ってくる。

「ポリシーはないのか」と思うが、言っても無駄なので黙っている。
でも、見かけだけマネしても本質までは、真似されない。

私たちの作品は、数年間かけて試行錯誤しながら生み出してきた。
それを、見かけだけで真似ても所詮、マネだと思っている。
大切なのは、その作品がどのようにして誕生したのか、その
過程と本質、そして桐の蔵のミッションが一つ一つの作品には
込められている。

そこまでは絶対に真似することはできない。
お客様も、「似ているけどどこか違う。」と感じてくれた。

どの業界でもあることだが、気分は良くない。
オリジナルのデザインで勝負すればいい。
職人としてそう思っている。

2005年7月 5日

「クモの巣攻撃」

毎年、この時期になるとクモ(蜘蛛)が大量発生する。
工房の玄関は、大きなひさしが上にあるので、そこにクモが巣を作りまくる。

お陰で、朝来るといつもクモの巣ができている。

この前は、車の窓を開けていたら、そこから入ってきたのだろう、
乗るときには運転席がクモの巣だらけだった。

結構困る。

ほうきに長い棒をつけて、高いところのクモの巣を払う。
そんなことしてる暇、あまりないのにお客様が来るので、まめにやらないと大変なことになる。

以前は、燕が巣を作っていて、食べていてくれたんだろう、
こんなことはあんまりなかった。

なぜか、クモの巣はこの時期なのだ。
クモの巣って気にしだすと、とても気になる。
全部、退治してしまうまで、気がすまないがそんなことは無理。

休みの日に、まとめて退治するしかないかも。

2005年7月 4日

「古いたんすを直す」

ここ数ヶ月、古い桐たんすの修理の依頼が急激に増えている。
喜ばしいことなのだが、たんすを保管しておく場所がない。

この雨なので外に出しておくわけにも行かず、今日から
ショールームの中に入れて、ディスプレー代わりに使ってみた。

以前から、ショールームのウインドーは物置と化していたので
ちょうどいい。

これで、前を通る人にもかっこがついた。
でも、何度も言うが、古いたんすを直す作業は、ほんと大変。
今も、仕上げ待ちのたんすが2本。
明日から、塗装しなければならない。

どんどんたまっていくのも辛い。
ここ数日は、仕上げの塗装をする日々が続きそうだ。

2005年7月 1日

「東京・栃木・新潟」

今日は早朝から、出張。
まずは、東京へ。

朝、4時半に目覚ましをかけたつもりが、目覚ましが鳴らず
5時に目が覚めた。
焦った。

高速を飛ばして、時間までに何とか間に合った。
梅雨に入っての天候で、なかなか高速もスピードが出せない。
でも、間に合って良かった。

そこで用事を済ませ、今度は栃木へ。
久しぶりの栃木県は大雨。
今日は、どこへ行っても雨だ。

四国では、深刻な水不足で夜間断水というニュースを聞いた。
高知の高橋さんや、川上さんは大丈夫だろうか。
こちらは、昨年に続いての大雨模様。

実は、明日も東京。
川上さんの桐たんすをお届けに上がる。

今晩から新潟は、また大雨らしい。
全国で、平均的に降ってくれるといいんだが。