2005年6月30日

「引き出しがキツイ」

ここ数日の大雨で、完成途中の桐たんすの引出しは
空気中の湿気を吸い、膨張して引き出しがきつくなる。

これは桐材独特の性質で、桐が空気中の湿気を吸い取ってくれることで、引き出しの中にしまっておく衣類に、湿気を寄せ付けないようにするのだ。

衣類に湿気が行くとカビの原因や、虫食いの原因になったりする。

桐以外で作られる合板などの家具は、合板が湿気を吸い取らないため、衣類が湿気を吸い、カビが生えてしまうのだ。

日本の高温多湿には、昔から桐たんすと言われる所以はここに
あるのだ。

工房の2階の湿度計は湿度100%。
これはすごい。
じっとしてても、湿気で汗がにじんでくる感じ。

でも、ホントに桐た日本の気候にピッタリ。
この季節が終わると、さわやかな夏。
こうなると、桐が含んだ湿気も吐き出され、引出しもスムーズに
行くはず。

この時期、引出しがキツイ方は、お部屋の除湿を除湿機でする
ことをお勧めします。
そでも、引出しはきついかも。

そうなったら、少し待って。
湿気のない頃に、改めて引いてみて欲しい。

それでもダメなら、遠慮なく、連絡ください。

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