「古い桐たんすを持って嫁ぐ」
先日、古い桐たんすが2本あるんだけど、それを、娘に持たせてやろうと思って。
とご夫婦で工房を訪ねてこられた。お話を聞き、後日、持ってきますということに。
そして、その場で何と、明日、結納だからと、桐チェストを買っていかれた。
そのお客様が、今日、古いたんすを持ってこられた。2本。
一本は和たんす。もう一本は整理たんすだ。親戚の方が、くれたという。
工房は、相変わらず、古いたんすの修理が忙しい。ここ最近、古いたんすを持ってお嫁入りは少なくなったが、でも、それができる桐たんすは、本当にすごい。
ヨーロッパの伝統あるムクの家具も、そのようにして伝えられてきたと言う。
最近では、デザイン重視のものが多くなってきたが、やはり、素材がムクにはかなわない。一生の家具だ。
修理するにも、お金はかかってしまうが、「修理して使う」という、考え、思想が大切だと思う。これからはそんな思いが益々、大切になってくるような気がする。



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