2005年1月31日

「雪下ろし」

今朝から新潟は大雪。工房の駐車場に、朝止めた車の屋根の上には、帰る時には約30cmほどの雪が積もっていた。屋根から落ちる雪が下屋に積もるので、父から雪下ろしの命令が出た。久しぶりの雪下ろしだ。
雪って重いんだよ。スコップとダンプ(雪を運ぶスノーダンプ)を持って屋根へ。落ちないように下を固めて、まずはスコップで。何年ぶりだろう。工房のある田上町はそんに雪が降るところではないのと、最近の暖冬の影響でここ数年雪下ろしなんてしてなかった。始めて数分で汗が出る。それくらい雪かきって重労働。でもこれをやらないと、工房がつぶれてしまう。雪のないところと雪国の違いってこれ。雪かきって時間かかるし、重労働。この時間に雪がないところは何でも出来てしまう。毎日がこれだからトータルすると大きな違いだ。でも、雪国人の辛抱強さは、雪との戦いから出来上がっているといっても過言ではない。

2005年1月27日

「37歳に」

今日で37歳になった。誕生日ってほどの年でもないし、嬉しいわけでもない。
年々、責任っていう言葉を感じてくる。40歳まで、あと3年。この3年を有意義に過ごしたいと思う。30代と40代って、言葉の重みがかなり違う。40歳になればなったで、感じることなんだろうけど。40歳までのあと3年が勝負のような気がする。
さっき、娘から早く帰ってきてーと、電話。明日は出張だし、雨が雪に変わりそうなので、早く帰ろう。

2005年1月26日

「睡眠時間」

昔から寝る時間が早い。職人の家に育ったので、夜は本当に早かった。昔、子供の頃は夜、9時にはほとんどの子は寝かされていたと思う。我が家では、今もそう。私も、その癖が今でも抜けない。9時とは言わないが、10時には眠くなる。11時には寝てしまう。こんな私の生活は、気心しれた友人は知っているので、夜のお付き合いは、10時頃までだ。でも決して朝は早くない。たっぷり寝ないと、ダメなタイプなのだ。一時期は、朝、早く起きて仕事をしていた。これはこれで、能率が良かった。でも、冬の新潟の朝は、とても寒い。朝は、少しずつ明るくなってきているが、まだ寒中。暖かな春が待ち遠しい。

2005年1月24日

「新潟の展示会が終わって」

週末の新潟での展示会が終わった。今回も、楽しい展示会だった。県外に出て行って行う展示会は、私達は、何となく「よそ者」という感じは否めない。それん反して、新潟は地元であり、「加茂桐たんす」日本一ということも、誰もが知っている。新潟県の人は、桐たんすは「加茂」だね。と口にする。だから、新潟での展示会は、毎回、多くの方が来場してくれる。今回は、来場者数は、少なかったものの、一人一人との出会いは深かった。HPを見て、来てくれた方。資料を請求してくれた方。お話をしていて、本当に楽しかった。こんなに展示会が楽しい。と感じたことは久しぶりだった。初日の土曜日は、あいにくの雪だったが、日曜日は快晴。
お出かけ日和だったせいもあるかも知れない。でも、展示会でいつも感じる事だけれど、作り手と、使い手が直接話をすることって、とても大切だと思う。ましてや、私たちの作品は高価なものだ。これが、あまり知識のない店員さんだったら、ここまで使い手の身になれるだろうか?と本当に思ってしまう。
私たちは、使う方と、とことん話し合って最高のものを提供する。それでなければ、私たちの存在意義はないと思う。今回、ご縁をいただきましたお客様。本当にありがとうございました。

2005年1月21日

「伝統工芸士とインターネット」

明日からの新潟での展示会の準備を終えて、今、帰ってきた。新潟は寒い。今晩は大雪とか。最近、桐の蔵の職人、横山さん(伝統工芸士でもある名工)の家にパソコンが入り、インターネットが出来るようになったらしい。それも、息子さんが専門学校に入学するので必要になったとか。インターネットがつながってから、横山さんが夢中で、夜中の12時まで見ていたという。見るのはやはり同業者。
どうやら気になるらしい。その気持ちもわかる。朝来て、いろいろと話してくれた。
今もいろいろ見てるのだろう。伝統工芸士の職人さんもインターネットの時代だ。
でも、デジタル化が進めば進むほど、アナログ的に私は行きたい。と思ってしまう。根が職人なのでしょうがない。明日からは、新潟市での展示会。天気は大丈夫だろうか。

2005年1月20日

「今年最初の展示会」

今週末の22日(土)、23(日)は今年最初の展示会を新潟市内で行う。
今、そのために新潟市内のテレビ局に宣伝にいってきた。前にも書いたが、テレビ局ってちっと違った空間。入ると、きれいなお姉さんが受付で案内してくれ、控え室に通される。何度かのリハーサルの後に、本番に入るのだがそれはもう緊張する。説明してくれるディレクターさんは、冬なのにTシャツ。業界の人だ。
司会者はやっぱりプロ。上手くまとめてくれるし、たえず、時間が頭に入ってるって感じ。この業界の人も、一種、職人だと思った。でもプロの仕事は見ていても気持ちがいい。私達も一人前の職人の仕事はそれと同じである。
今回の展示会は、新作が並ぶ。手前味噌だが、とても気に入っている。
今回も、どんなご縁があるのか、楽しみだ。

2005年1月19日

「仙台での昼食」

昨日、山形、仙台と桐たんすをお届けしてきたのだが、仙台でのお届が、午後1時頃だったので、昼食をと思い、近くを探した。そこには回転すし店が。
いつもは高速道路のパーキングでそば、うどんなのだが、その日は回転すしに。
これが入ってびっくり。回転すしなのに、高級感が。それに値段も少し高め。
まあ、しょうがないと思いつつ、食べてみるとさすがに美味い。家族でたまに行く、○○すしとは全く違う。さすがに値段は高いだけある。と思った。
でも、お昼を回るとお客様でいっぱい。お昼から、お寿司を食べる人っているんだな・・・。弟は、バクバク食べ、私もそれなりに。久しぶりに、おいしい寿司でした。
お店の名前は忘れたけど、「うまいすし何とか」だったような。
回転すしだけど、仙台に行った際は、探して行く価値ありかも。

2005年1月18日

「雪の東北へ」

今日は早朝から桐たんすのお届のため東北へ出発。新潟はチラホラ雪が舞っていた。福島県の会津を抜け、東北自動車道を通って、山形に入った。
さすがに会津は雪が多い。でも山形に入ったらその多さは違っていた。道路の両端が雪でいっぱいだ。新潟よりもはるかに多い。たんすをお届けしてお話を伺っていたら、昨日はものすごい雪だったと。昨日ではなくて、本当に良かったと言っていた。午前中に何とか終え、仙台へ。仙台も雪でいっぱいだった。
大きい道は大丈夫なのだが、小路に入ると車がすれ違えない。しかも我々はトラック。大きいから厄介だ。でもこのトラックは4輪駆動。これが助かった。やはり雪国は四駆だ。仙台のH様には本当にお世話になりました。展示会でお求め頂き、こうして新築のご自宅の収めさせていただきました。帰りは雪道を運転したせいか、傷めていた腰が痛くなり弟に運転を代わってもらい、無事、工房に着いた。
やっぱり、雪道の運転は神経使いますね。今日、お届けさせていただきましたご両家様ありがとうございました。

2005年1月14日

「小正月」

小正月って全国的にあるんだろうか。昔から、1月1日のお正月に対して、1月15日は小正月って言われていた。昔(私が小学生の頃)は、お餅を食べて、それなりにお正月って感じだった。でも、今はそんな風情はなくなったかも知れない。
私も子供たちに、小正月なんて教えていない。段々と、日本の風習や、習慣が薄れていくのは残念な気がする。日々の、仕事に終われ、私たちの祖先が受け継いできた大切なものだ。成人の日も今は1月10日。昔は、15日だったのに。
ハッピーマンデーもいいけれど、だんだんと、日本の風習が消えていくようでならない。今年のお正月は、お正月らしくなかったので今日は、せめて小正月らしくしてみるのもいいかも。日本の風習や習慣って、理由があってなされていたのだ。
小正月。いい響きだと思いませんか。

2005年1月13日

「新年会」

先日、商工会議所の新年祝賀会という新年会に出席してきた。
私も商工会議所の青年部に入らせてもらっているのでその関係もあり、久しぶりの出席だった。午後から夕方までという新年会。東京から有名なコメンテーターを招いての講演会や県知事、議員、その他お偉いさんのお話など、盛りたくさん。
私は、仕事があり夕方からの参加だったが、行ってみてびっくりした。参加している人があまりにも多かったからだ。ほとんどは、加茂市の経営者の方々。
商工会議所とのお付き合いもあってのことでの参加だと思うが・・・
新年だから、まあ、いいか。とも思ったが、何だか時代錯誤のような感じを受けた。伝統工芸もモノづくりも、同じ事をしていてはいつの時代もダメだと思う。私たちは、常に伝統にあぐらをかいてはだめだ」という意識がある。この気持ちが、新たな創作意欲を持たせてくれるのだ。別に、新年会なのでどうって事ないのだが、こういう新年会はもう遠慮したい。

2005年1月12日

「大雪」

昨日から新潟県は大雪。今の季節からすれば当たり前なのだが、暖冬になれたこの頃はちょっとこたえる。今日は朝早くから東京に行ってきたが、早朝の道路はツルツル、吹雪の中の運転はノロノロ。そんな時、道路の端の田んぼに車が落ちていた。これも冬の新潟では良くある話。私も、滑って土手から落ちたことがある。でもこんなに雪が降っても、新幹線だけは止まらない。在来線や高速道路は通行止めなのに・・・。本当に、新幹線はすごい。
そのお陰で、こうして東京に行っても日帰りで帰ってくることが出来た。
地震で、新幹線がストップしたときは本当に困ったから。どうやらこの冬型もとりあえず峠を越したらしいが、また明日の朝は、工房の除雪から始る。
雪って重いんで、除雪の後の仕事がこたえるんです。

2005年1月 8日

「腰が・・・」

2年程前に、突然、腰がガクントきた。ぎっくり腰だった。その時は、余りの痛さになすすべもなく、次の日はたんすの配達だったが、何とかごまかしながら行き、その帰りに整形外科へ直行。痛み止めの甲斐あって、復帰した。
それが一昨日、夕食を食べていたら突然来た。「ガクン」と・・・崩れ落ちた。
前にもらったコルセットをはめ、湿布薬を歯って寝た。朝になって、少しは痛みは引いたが、思うようにならない。それは今日になっても同じ。
病院へ行こうと思ったが、年が始ったばかりで忙しい。そうこうしていると、痛みが増してくる。そんな年ではないのに。と・・・。明日、明後日は、お休みだ。じっとして、休んでいよう。

2005年1月 6日

「古いたんすを大切に」

年末から、古いたんすを直して欲しいという依頼が多い。今日も、突然電話があり、古いたんすをお預かりに伺った。話を聞くと、旦那さんのお母さんのもので、とても大切にしているとの事。そして、もう一本見て欲しいとの事で、見てみると、それも結構いいたんす。それなりに予算はかかるが、どちらも思い出のもの。
話をしてどちらも修理することになった。次代へと受け継ぐ事が出来るのが、桐たんす。これは、思い出と共に、次の代へと渡していける。
どんな思いで、この桐タンスを買ってもらい、使ってきたか。そう言う事は、とても大事だと思う。だから、今でも、婚礼家具(古い言い方かな)として根強いものがあるのだと思っている。桐たんすは、たんす自体も当然ながら日本の風土、気候に合っているし、使えば本当に手放せないくらい、いいものだ。
それと同時に、それを購入したときの思い出や、購入に至るまでの思い出も、一緒に残っていくものだと思う。例えば、いつまでも、両親に買ってもらった桐タンスの思い出を話せるなんて最高のことだと思う。そんな思い出が、いっぱい詰まった桐たんすは、大切に使って欲しい。

2005年1月 5日

「仕事はじめ」

あけましておめでとうございます。2005年も今日から仕事です。
今年の新年は、年末からバタバタとせわしなかった。
恩師が大晦日に亡くなり、2日から葬儀に参列し、3日は1年の計画を立て、実質、お休みは4日だけか。毎年、こんなもんなので家族は期待していない。
でも、今年もやらなきゃいけない事がたくさんある。計画通り出来れば、たいした物なのだが、そうはいかない。誘惑が襲ってくるから。人間はつくずく弱いものだ。でも、今年は何とか負けずにがんばろう。と思う。
今年も一年、宜しくお願いします。