2004年8月24日

「佐渡箪笥(たんす)」

今月は決算の月。今日も税理士さんが来てくれて、いろいろとお話。1年間の成果は、頑張ったな。という感じ。その中でも、古いたんすの再生が、私が思ったよりも多かった。やはり、時代を反映している。私は常々、言う。桐たんすを捨てないでほしいと・・・。桐たんすは100年使えるものなのだ。先日も、新潟市のお客様から電話をいただき伺った。桐たんすをもらったのだけれど見てもらいたいと。
ダメだったら、捨てる。と言う。行ってみて驚いた。何と!「佐渡箪笥(たんす)」である。業界では有名な、北前舟にも乗っていた、海に沈んでも浮いてくるという、鉄の手打ち金具が一面に施された、あの佐渡箪笥である。今買えば、かなりの価格だろう。そして、骨董屋さんが見つければ、しめしめ、と二束三文で買っていくに違いないものだ。思わず、言った。手放さないほうがいいですよ。と・・・
虫食いや、板の割れ程度の修理でやめて、出来るだけ、現状のまま残す、再生方法をとりました。今では、こんな箪笥はつくれない。当時の職人の魂が感じられる箪笥だった。

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