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「36℃」

台風が近づいているという事で、新潟はフェーン現象。風が強く、温度が上がって、湿度も高い。工房の中は、36℃。体温と一緒だ。湿度もかなりあるので、汗でべとべと。こんな日は、作業がしにくい。汗が桐に付くと、染みになるし、作業もはかどらない。でも、これからはこんな日が毎日続く。昔は冷房のある工場もあったらしいが、桐のくずや、ゴミでフィルターがすぐにダメになってしまう。桐の蔵は、大形の扇風機で強風を送る。あまり強いと、かんな屑が舞って散らかってしまう。でも、36℃の中でカンナをかけると本当にすごい。これを数十分も続けると、体力がなくなってくる。私が小さい頃の職人さんは、塩を舐めながら仕事をしていた記憶がある。それくらい、体力を使う仕事だ。今日も、弟は仕事を終え、すぐに帰ってビールといっていた。これから、新潟は風が強くなりそう。外に、干してある板は大丈夫か。飛んでいかないか、心配。久しぶりの雨は、桐板にとっては、渋を流してくれる、恵の雨になりそうだ。

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2004年6月21日 21:52に投稿されたエントリーのページです。

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